メンフィス・グリズリーズが球団記録タイの11連勝達成!
2021-22メンフィス・グリズリーズの快進撃が止まらない。
グリズリーズは現地13日、本拠地フェデックス・フォーラムで行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦に116-108で勝利。連勝を11に伸ばし、シーズン30勝14敗でウェスト2位のウォリアーズまで1.5ゲーム差に迫った。
この日のグリズリーズは、エースのジャ・モラントがFG16本中5本成功(スリー7本すべて失敗)の16得点と本調子ではなかったが、デズモンド・べインズが21得点、ジャレン・ジャクソンJr.が20得点/5ブロックをマークしてステップアップ。第3Q中盤で7点ビハインドに陥ったが、そこから11-0のランで一気に流れを変えて勝利に繋げた。
グリズリーズは他に、ジョン・コンチャーがベンチから15得点/17リバウンドのダブルダブルで勝利に大貢献。11連勝は球団最長記録となる。
▼ハイライト
一方で敗れたウルブズは、アンソニー・エドワーズが30得点、ディアンジェロ・ラッセルが29得点、カール・アンソニー・タウンズが25得点で奮闘した。
グリズリーズは優勝候補?
シーズン開幕9勝10敗から直近25試合で21勝4敗の好成績を収め、ウェスト3位に浮上したグリズリーズ。現地13日を終えた時点ではオフェンスでリーグ4位、ディフェンスで9位の数字を記録しており、スタッツだけを見れば間違いなく優勝候補の一角だ。
オールNBAチーム級の活躍を続けるジャ・モラントの他にも、ジャレン・ジャクソンJr.やデズモンド・べインズらが大躍進。ベンチ層も厚く、20代前半の若手選手が軸となって躍動する姿は、2011-12シーズンのオクラホマシティ・サンダー(デュラント23歳、ウェストブルック23歳、ハーデン22歳)や、2013-14シーズンのゴールデンステイト・ウォリアーズ(カリー25歳、クレイ23歳、グリーン23歳)の勢いを彷彿させる。
今季グリズリーズの強みは、何と言っても”ポゼッションゲーム”の支配力だろう。オフェンスリバウンド数とスティール数、ブロック数でリーグ首位の数字を記録しつつ、ファウルやターンオーバーもリーグ平均以下。常に対戦相手よりも攻めの時間が長い状況を作り出している。
ボックススコア:「NBA」