ハーデンがコービー以来初の2試合連続50得点超え
ヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンが、現地22日に本拠地トヨタセンターで行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦でゲームハイの51得点をマーク。2日前のレイカーズ戦での51得点に続いて、再び50点ゲームを達成した。
2試合連続で50得点以上を記録したのは、2006-07シーズンのコービー・ブライアント以来初(4試合連続)。NBAとABAが合併した1976年以降でこれを達成したのは、ハーデンとコービーの他に、マイケル・ジョーダン(3試合連続)、アレン・アイバーソン、アントワン・ジェイミソン、バーナード・キングの4選手しかいない。
▼2試合連続51得点
ハーデンが28本中15本成功の51得点、8アシストと、クリス・ポール不在のチームを引っ張る大活躍を見せる一方、この日の試合を制したのはクリッパーズで、オースティン・リバースが36得点、ルー・ウィリアムズが32得点、デアンドレ・ジョーダンが15得点/20リバウンドを記録。ハーフタイムで13点ビハインドに陥っていたクリッパーズだが、第3Qに入ってからアウトサイドショットを高確率で決めて流れを変え、後半を76-53で上回って逆転勝利を収めた。
▼リバースはキャリアハイ!!
ハーデンは接戦となった第4Qにピリオド13得点をあげて最後まで奮闘したが、ラスト6分間だけで2度のチャージングを含む4つのファウルを取られてしまい、残り26秒で6ファウルによりファウルアウト。その際に審判の手からボールをたたき落とし、退場処分となっている。
約10年ぶりの快挙を達成したハーデンだが、試合後のロッカールームでは喜んだ様子はなく、記者からコービー以来初だと教えられても、「試合に負けた。どうでもいい」とコメント。また退場処分の原因となった行動については、「でたらめなコールに腹が立った」と審判の判定に苦言を呈した。
「『間違えた』とか『見えていなかった』とか、そういった(審判側の)言い訳にはうんざりだ。選手としてはすごくフラストレーションが溜まる。誰にでも失敗はあるので仕方のないことなのかもしれないが、いら立たしいよ」
– ジェイムス・ハーデン
ボックススコア:「NBA」