ハーデンがキャリア5回目の50得点トリプルダブル達成
ヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンが現地30日、トヨタセンターで行われたサクラメント・キングス戦で50得点、11リバウンド、10アシストをマーク。ロケッツを118-108での勝利に導いた。
これでハーデンはキャリア通算5回目の50得点トリプルダブルを達成。歴代1位の回数だ。NBA史上で50得点TDを複数回記録した選手は、ハーデンの他に、ラッセル・ウェストブルック(4回)、ウィルト・チェンバレン(2回)、エルジン・ベイラー(2回)の3人しかいない。
▼シーズン9回目の50点ゲーム
ハーデンにとっては通算18回目の50得点超え。キャリア50点ゲームの回数でエルジン・ベイラーを追い抜き、歴代単独4位となった。
▼キャリア通算50点ゲームランキング
プレイヤー | 50点ゲーム | |
1 | ウィルト・チェンバレン | 118回 |
2 | マイケル・ジョーダン | 31回 |
3 | コービー・ブライアント | 25回 |
4 | ジェイムス・ハーデン | 18回 |
5 | エルジン・ベイラー | 17回 |
今季MVPレースの行方がいよいよわからなくなってきた。シーズン序盤はヤニス・アデトクンボが大きくリードしていた印象だが、中盤からのハーデンのスコアリングランは過去に前例がないほど凄まじい。
今季ハーデンは73試合の出場で36.4得点、7.7アシストを平均中。開幕25試合で11勝14敗と低迷していたロケッツだが、そこからの50試合でハーデンが平均40得点を叩き出す快進撃を続け、残り5試合の時点で49勝28敗のウェスト3位まで這い上がっている。
ウェストのプレイオフチーム確定
なおこの日の敗北により、キングスはシーズン残り6試合で8位から7ゲーム差となり、プレイオフレースから脱落。これでサンアントニオ・スパーズとオクラホマシティ・サンダーのポストシーズンが確定し、ウェスタンカンファレンスは2019プレイオフに進出する8チームが決まった。
スパーズにとってはティム・ダンカンがデビューした1997-98シーズンから22年連続でのプレイオフとなる。
ボックススコア:「NBA」