ニックスがホークスとのトレードでキャム・レディッシュ獲得
ESPNによると現地13日、アトランタ・ホークスとニューヨーク・ニックスの間でトレードが成立。ホークスはフォワードのキャム・レディッシュとソロモン・ヒル、2025年のドラフト2巡目指名権を放出し、ニックスから条件付きの2022年ドラフト1巡目指名権(ホーネッツ経由)とケビン・ノックスを獲得する。
今回のトレードの目玉選手であるレディッシュは、ルカ・ドンチッチ/トレイ・ヤングのトレードの一部として、2019年ドラフト10位指名でホークスに入団。3年目の今季は、34試合の出場で11.9得点を平均している。同期ドラフトクラスのRJ・バレットとは、デューク大時代の元チームメイトだ。
現地メディアによると、ホークスは先週からインディアナ・ペイサーズを含む複数のチームとレディッシュのトレードを交渉していたとのこと。もう少し好条件のオファーはなかったのか?レディッシュ放出でホーネッツ経由の2022年ドラフト1巡目指名権を獲得できたものの、トップ18位保護付きと制限が大きく、2026年まで持ち越された場合は2巡目指名権2つに変わる。
▼ホーネッツ1巡目指名権の条件詳細
- 2022年:トップ18位保護
- 2023年:トップ16位保護
- 2024~25年:トップ14位保護
- 2026年:2巡目指名権2つ
昨季プレイオフでカンファレンスファイナルまで駒を進める大躍進を遂げるも、今シーズン約半分を終えた時点で17勝23敗のイースト12位と低迷しているホークス。今回ニックスから得たアセットを使って、今季トレードデッドラインまでに大きな動きを見せるのか注目したい。
一方のニックスは、チームのコアを崩すことなくウィングの補強に成功。報道によると、レディッシュは今よりも大きな役割を望んでいたとのことだ。
なおニックスとホークスは、現地1月15日にさっそく対戦する。
参考記事:「ESPN」