セルティックスが終盤の好守備でペイサーズに逆転、シリーズ2連勝
ボストン・セルティックスが現地17日、TDガーデンで行われたインディアナ・ペイサーズとのファーストラウンド第2戦に99-91で勝利。シリーズを2勝0敗とした。
この日のセルティックスは、カイリー・アービングが37得点、7アシストで大活躍。最終ピリオド開始直後で12点ビハインドを背負うピンチに陥ったが、そこから守備を引き締めて第4Q残りを29-9でアウトスコアし、逆転勝利をものにした。
第1戦と同様にどちらも100点に届かないロースコアゲームとなった第2戦は、ファウルの数も少なく、フリースロー本数が両チーム合計で19本(セルティックス9本)。ゲームハイの37得点をスコアしたアービングも、FT試投数はわずか2本のみ。
またこの日のアービングは、ゴール下でのフィールドゴール成功数が7本中2本だったが、フローターレンジから7本中5本、ロングツーが2本中2本、スリーが10本中6本と中~長距離ショットが絶好調で、アイソレーションやピック&ロールからの得点力の高さが光った。
セルティックスはアービングの他に、ジェイソン・テイタムが26得点、ゴードン・ヘイワードが13得点を記録。二桁得点は3選手のみだったが、ベテランセンターのアル・ホーフォードは終盤に素晴らしい守備を見せて勝利に貢献している。
敗れたペイサーズは、ボヤン・ボグダノヴィッチがチームハイ23得点、サディウス・ヤングが15得点、ダレン・コリソンとタイリーク・エバンスがそれぞれ13得点をマーク。第4Q残り11分20秒で12点リードを奪取して勝ちを掴みかけたが、そこから11本連続でショットに失敗して、続く8分間を無得点と完全にメルトダウンする。
同点に持ち込むチャンスだった試合最後のポゼッションも、コミュニケーションミスからターンオーバーに終わってしまった。
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第4QのペイサーズはFG17本中4本成功の12得点。成功させた4本のショットすべてがスリーポイントだった。ピリオドを通して2点ゴールとフリースローを1本も決められなかったケースは、もしかすると前例がないかもしれない。
セルティックスとペイサーズのシリーズ第3戦は現地19日にバンカーズ・ライフ・フィールドハウスで行われる。
ボックススコア:「NBA」