2020新人王のジャ・モラント、プロ2年目の開幕戦でキャリアハイ44得点
現地23日、サンアントニオ・スパーズが敵地での2020-21シーズン開幕戦でメンフィス・グリズリーズに131-119で快勝。グリズリーズは初戦を落としたものの、昨季新人王のジャ・モラントが記録的なパフォーマンスを披露した。
この日のモラントは、35分の出場で44得点を獲得。エリートディフェンダーのデジャンテ・マレーにマークされながらも、ダブルクラッチからのリバースレイアップや、終盤でのセルフアリウープなど、スーパープレイを何本も決めて、自己最多得点記録を大幅に更新した。
モラントがスコアした44得点は、2006年3月のパウ・ガソルと並んで、グリズリーズ史上2位の大記録。1位は、2007年にマイク・ミラーがマークした45得点となっている。モラントが、このフランチャイズ記録を塗り替えるのも時間の問題かもしれない。
また2年目の選手がシーズン開幕戦で40点ゲームを達成したのは、1993年のシャキール・オニール(42得点)以来初だという。
なお勝利したスパーズは、デマー・デローザンが28得点/9リバウンド/9アシスト、デジャンテ・マレーが21得点/9アシストで大活躍。他にはラマーカス・オルドリッジが20得点、ロニー・ウォーカーとケルドン・ジョンソンがそれぞれ16得点と、スターター5選手で100点を超えた。
ボックススコア:「NBA」