2017年1月のNBA月間賞: カリーとKDがデュオで最優秀選手、イーストはIT
NBAが現地2月2日、2016-17シーズン1月のプレーヤーズ・オブ・ザ・マンス、並びに月間最優秀ルーキー賞の受賞者を発表した。
プレーヤーズ・オブ・ザ・マンス
・EAST:アイザイア・トーマス
イースタンカンファレンスは、ボストン・セルティックスのアイザイア・トーマスがキャリア初の受賞を果たした。
1月に行われた14試合に出場したトーマスは、リーグ首位の32.9得点、6.9アシスト(イースト5位)を平均し、セルティックスを月間10勝4敗の好成績に牽引。FG49.7%、スリー43.2%、FT94.1%と優秀なシューティングスタッツを維持しながら、8試合で30得点以上、そのうち2試合で40得点を超え、さらに3日のユタ・ジャズ戦ではキャリアハイの15アシストをマークするなど、オールスターにふさわしい大活躍を見せた。
現在トーマスは、33試合連続で20得点以上を継続中(今季リーグで最長)。シーズン平均得点では、セルティックスの球団最多である1987-88ラリー・バード(29.9得点)に次いで2位となる29.7得点を平均している。
なお現地2月2日の時点でセルティックスはシーズン31勝18敗。トロント・ラプターズを追い抜きイースト2位、アトランティック・ディビジョンで首位となっている。
▼ITのクラッチタイムパフォーマンス
・WEST:ステファン・カリー、ケビン・デュラント
ウェスタンカンファレンスは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのダブルエースが受賞。カリーにとってはキャリア5回目、デュラントにとってはキャリア通算14回目(歴代4位)となる。
カリーは1月の13試合で27.8得点(リーグ6位)、6.9アシスト、3P成功率43.1%をマーク。デュラントは14試合で27.4得点(リーグ7位)、2.1ブロック(リーグ3位タイ)を平均し、ウォリアーズは1月をリーグトップの12勝2敗で終えた。
同じチームの選手がデュオでプレーヤーズ・オブ・ザ・マンスに選出されたのは、昨年1月のカイル・ラウリー/デマー・デローザン以来だ。
ルーキー・オブ・ザ・マンス
フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードは、開幕から3ヵ月連続でイーストの月間ルーキー賞を受賞。新人でダントツ首位の23.4得点、9.1リバウンド、2.6ブロックを平均し、シクサーズはエンビードが出場した1月の9試合で7勝2敗と絶好調だった。1月終盤からは、ひざの怪我のため、直近6試合中5試合を欠場している。
▼76ersの1月Top10プレイ
ウェスタンカンファレンスでは、フェニックス・サンズのマーキース・クリスが14試合で8.3得点、3.6リバウンドを平均して初選出。サンズの選手がルーキー・オブ・ザ・マンスに選ばれるのは、1988年のケビン・ジョンソンとアーメン・ギリアム、2003年のアマレ・スタウダマイアーに続いて球団史上4人目だ。
▼2017年1月のベストダンク集
Image by Keith Allison
参考記事:「NBA」