【お宝】ジェイソン・キッドのラップソング「What the Kidd Didd」が熱い!
6月に入ってから、「NBA引退」→「ネッツHC就任」を続けて発表し話題となったジェイソン・キッド。当ブログでもキッドについて何度か取り上げてきたが、さらに深くまで掘り下げてみたところ、彼の伝説を一段と彩るお宝に出くわした。
キッドのラップCDだ。
曲のタイトルは、「What the Kidd Didd(ft. Money B)」。キッドがルーキー時代だった1994年にレコーディングされた曲で、NBA選手のラップ・コンピレーションアルバム『B-Ball’s Best Kept Secret』に収録されている。
90年代ウェスト・コースト調全開のGファンク・ビートに、厚みのある声から奏でられるフロウ。真夏にぴったりのレイドバックしたジャムに仕上がっている(やさしい声がキッド)。
I ain’t new to this
俺は素人じゃねえぞ
I give assists like a high-school tutor
アシストを放つ様は、まるでハイスクールのチューター
うむ。生徒にアシストを与えるチューターと、チームメイトにアシストを与えるPGを比喩した、キッドらしいウィットにとんだリリックだ。これを単純に「黒歴史」と呼ぶわけにはいかない。
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