ジャズが9連勝で勝率5割に復帰
ユタ・ジャズが、守備の要であるルディ・ゴベアの復帰から快進撃を続けている。
ジャズは現地11日、敵地モダ・センターで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦に115-96で快勝。連勝記録を9に更新し、今季勝率を28勝28敗(ウェスト10位)の5割に戻した。
2月に入ってから絶好調のリッキー・ルビオが負傷欠場していたこの日のジャズは、1点ビハインドで迎えた第3Q開始から第4Q残り8分にかけての16分間を50-24のダブルスコアで上回り、一気にリードを25点に拡大。そこからブレイザーズの猛反撃を受け、ピリオド終盤で12点差にまで迫られたが、最後はドノバン・ミッチェルがクラッチプレイを連発して再びブレイザーズを引き離し、勝利を確実にした。
ジャズはミッチェルが27得点、ジョー・イングルスが24得点でオフェンスを牽引。デリック・フェイバーズが15得点/11リバウンド、ゴベアが12得点/11リバウンドでそれぞれダブルダブルをマークした他、キャブスから移籍したばかりのジェイ・クロウダーが15得点で勝利に貢献した。
ゴベアが復帰して以降のジャズは、12試合でリーグ2位の守備効率を記録(100ポゼッション当たりの失点が100.2点)。その間にウォリアーズやスパーズ、ラプターズら強豪チームを撃破し、10勝2敗の好成績を収めている。
▼9連勝ハイライト
敗れたブレイザーズは、デイミアン・リラードがゲームハイの39得点で大奮闘。リラードは、どこか自身のルーキーイヤーを彷彿させるドノバン・ミッチェルを高く評価しているようで、試合後に「ミッチェルは新人王に選ばれるべきだと思う」とコメントした。
ボックススコア:「NBA」