ラマーカス・オルドリッジがNBA復帰、ネッツと1年契約へ
電撃の引退発表から約5カ月、ラマーカス・オルドリッジはもう一度NBAでプレイする決断をした。
ブルックリン・ネッツは現地9月3日、オルドリッジと契約を結んだことを正式に発表。ESPNによると、契約内容は1年/260万ドルのベテランミニマムだという。
昨季のオルドリッジは、3月末にサンアントニオ・スパーズとの契約バイアウトを経てブルックリン・ネッツへと移籍し、5試合で12.8得点、4.8リバウンドを平均。だが4月10日に出場した試合の途中で不整脈を発症し、その5日後に「自分の健康と家族を第一に考えたい」として現役引退を表明した。
ルーキーシーズンの2007年にも「ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群」(頻脈性不整脈の一種)と診断されていたオルドリッジ。再発が少し心配だが、今回ネッツと契約を結ぶ上でチームの健康診断をちゃんとパスしている。
オルドリッジはキャリア15シーズンで19.4得点、8.2リバウンドを平均し、オールスターに7回、オールNBAチームに5回それぞれ選出。サイズとリバウンドが弱点だったネッツにとって、オルドリッジ加入は大きなプラスとなりそうだ。
参考記事:「NBA」