レブロンが歴代最年少で通算2万3000点到達
またNBAに新たな伝説が生まれた。マイアミ・ヒートのレブロン・ジェームズが4日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で34得点を獲得し、リーグ史上最年少でキャリア通算2万3000得点を記録したプレーヤーとなった。
レブロンが記録を達成したのは29歳と65日。歴代NBAで30歳前に2万3000得点を超えた選手は一人もいない。コービー・ブライアントの場合は30歳と171日だった。
ちなみにレブロンは“最年少記録保持者”となったが、“最短記録保持者”にはなれなかった。レブロンが2万3000点到達に726試合を必要としたのに対して、ウィルト・チェンバレンは499試合、マイケル・ジョーダンは620試合、アレン・アイバーソンは713試合で成し遂げている。
デュラントはレブロンを超えられるか?
今のリーグでレブロンの最年少記録を塗り替える可能性があるのは、サンダーのケビン・デュラント。高校からNBA入りしたレブロンに対して、デュラントは大学に1年間通っているため、やや不利といえば不利だが、今のところペースは悪くない。
以下は、レブロンとデュラントを最初の7シーズンの得点数で比較したグラフ(プレイオフ含まず)。
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5年目のデュラントの得点数が落ち込んでいるのは、2011―12年のNBAロックアウトでシーズンが短かくなったためだ。それ以外はグラフの推移が非常によく似ている。
レブロンの場合は6~7年目(キャブス時代)以降に得点数がやや減少したが、デュラントの場合は衰えそうな兆しを全く見せていない。今季のデュラントはリーグ最多の32.1得点を平均している。
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参考記事:「Bleacher Report」