レブロンがキャリア通算得点でオラジュワンを抜き歴代10位に
クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスが現地5日、ウェルズ・ファーゴ・センターで行われたフィラデルフィア・76ers戦でキャリア通算2万6970得点に到達。アキーム・オラジュワンの記録を追い抜き、歴代得点王のトップ10にランクインした(レギュラーシーズン記録)。
オラジュワン超えを達成したのは、第1Q残り6分2秒。ファーストブレイクからのレイアップで、記念すべきフィールドゴールを決めた。
レブロンはキャリア14シーズン、合計993試合で歴代10位に浮上。オラジュワンが18シーズン、合計1238試合をプレーした事を考えると、とんでもないスピードだ。
▼NBA歴代通算得点ランキング
得点 | 試合数 | |
カリーム・アブドゥル・ジャバー | 38387 | 1560 |
カール・マローン | 36928 | 1476 |
コービー・ブライアント | 33643 | 1346 |
マイケル・ジョーダン | 32292 | 1072 |
ウィルト・チェンバレン | 31419 | 1045 |
ダーク・ノビツキー | 29522 | 1343 |
シャキール・オニール | 28596 | 1207 |
モーゼス・マローン | 27409 | 1455 |
エルビン・ヘイズ | 27313 | 1303 |
レブロン・ジェイムス | 26970 | 993 |
NBAは同日、オラジュワンのドリームシェイク・ハイライトをYouTubeに公開。これだけのフットワークとスキルを持ち合わせたビッグマンが、将来的に再び現れてくれることを祈りたい。
この日の試合は、キャブスが第1Q残り3:00から第2Q残り8:00の7分間にわたって23-4のランを展開し、一気に18点リードを奪うも、シクサーズはゲーム中盤にじわじわと追い上げ、第4Q序盤で逆転に成功。そこから1~2ゴールの僅差でクラッチタイムに突入するが、キャブスは2点ビハインドで迎えた残り時間1分5秒にチャニング・フライが逆転のスリーを沈めると、そのまま最後までシクサーズの攻撃を防ぎ切り、大苦戦しながらも今季無敗の維持に成功した。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
CLE | 34 | 23 | 25 | 20 | 102 |
PHI | 19 | 27 | 34 | 21 | 101 |
開幕6連勝をあげたキャブスは、レブロンが25得点、14アシスト、8リバウンドでチームを牽引。ケビン・ラブが20得点/11リバウンドのダブルダブル、決勝スリーを決めたフライが12得点をマークしている。一方で、カイリー・アービングはFG17本中3本の8得点と不調気味だった。
今季初勝利をぎりぎりで逃したシクサーズは、ジョエル・エンビードが4本中4本のスリーを沈め(!)、25分の出場でチームハイかつキャリア最多の22得点、4ブロックを獲得。ドラフトから2シーズンを全休し、今季もまだ出場時間が制限されているが、それでもとてつもないポテンシャルを感じさせてくれる選手だ。心の底から楽しそうにプレーする姿がすごくいい。
シクサーズはエンビードの他、OKCからトレード移籍したばかりのアーサン・イリヤソバが21得点をマークした。
ボックススコア:「NBA」