不調気味のドンチッチ、自身のコンディショニングについて「オフにリラックスし過ぎたかも」
昨季に2年連続でのオールNBAファースト・チームに輝き、プレイオフ第1ラウンドで35.7得点/10.3アシストを平均する大活躍を見せたダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチ。デビュー3シーズンにして名実ともにNBAスーパースターの仲間入りを果たし、今オフにはマックスサラリーでの5年延長契約を手にしたばかりだが、今季はややスロースタート気味だ。
2021-22シーズンのドンチッチは、19試合で25.5得点、8.5アシスト、7.9リバウンドを平均中。ターンオーバーでキャリア最多(4.4本)を記録しながら、得点やアシスト、リバウンド、FG成功率といった主要スタッツでは2年目以降でワーストの数字となっている。
今シーズンのドンチッチは、オフシーズンでの体型管理に失敗したためか、少し肉が付きすぎている印象。ペネトレーションでのファーストステップが鈍り、さらに守備面でもドリブルで簡単に抜かれる場面が増えた気がする。
17点リードからの逆転負けに終わった現地12月7日のブルックリン・ネッツ戦の試合後、ドンチッチは自身のコンディショニングについて言及。「オフシーズンにリラックスし過ぎたかもしれない」とコメントした。
「忙しい夏だった。オリンピックの後に3週間の休暇を取った。そこでリラックスし過ぎたのかもしれない。コンディションを取り戻さなくてはならない」
– ルカ・ドンチッチ
現地12月7日のネッツ戦でのドンチッチは、36分の出場で28得点/9アシストをマーク。同日のマブスは終盤にオープンショットをまったく決めらなかったのが敗因となり、チーム合計でスリー46本中9本成功に終わった。
これでマブスは直近10試合中8試合に敗北。ウェスト7位タイの成績ながらも、シーズン11勝12敗で負け越している。
なおドンチッチは2018年ドラフト時での体重が104kg。ESPNのTim MacMahon記者によると、今季トレーニングキャンプ参加時では118kgを超えていたという。ドンチッチが東京五輪からプレシーズンの間にどんな食生活を送っていたのか気になるところだ。
ボックススコア:「NBA」