リチャード・ジェファーソン、ナゲッツとの1年契約に合意
キャブスからホークスへとトレードされた後にウェイブされ、FAとなっていたリチャード・ジェファーソンが、移籍先にデンバー・ナゲッツを選んだ。
ESPNによると、ジェファーソンは現地16日にナゲッツとの契約に合意。契約内容は1年/230万ドルのベテランミニマムだという。
昨季のジェファーソンは79試合の出場で5.7得点、2.7リバウンドを平均。カットが上手く、スリーポイントショットも昨季は不調だったものの(成功率33.3%)、キャリアでは成功率37.7%を記録している。37歳のジェファーソンがどれだけローテーションに食い込めるかは分からないが、大ベテランの経験を活かしてチームを盛り上げながら、若手選手たちに好影響を与えられるだろうし、またウィルソン・チャンドラーらSFが負傷離脱した場合の保険にもなる。
なおジェファーソンを獲得することで、ナゲッツのロスターは16人になるため、一つ枠を空ける必要があり、ESPNのAdrian Wojnarowski記者によれば、チームはジャミーア・ネルソンを解雇する見込みとのこと。プレシーズンも好調そうだったネルソンだけに少し驚きだが、いずれにしろナゲッツはジャマール・マレーとエマニュエル・ムディエイのプレイタイムを大幅に増やしていくつもりだったのだろう。
ただそうなると、ナゲッツのPGローテーションがやや手薄になってしまう印象。しかも同日には、ウィル・バートンが練習中に右足を負傷したと報じられており、バートンが長期離脱するような事態になれば、ナゲッツはボールハンドラーが深刻に不足した状態でシーズン序盤を戦うことになるかもしれない。
Image by Erik Drost
参考記事:「ESPN」