TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
2018 ファイナル 第1戦
2018 6 3

【2018ファイナル第1戦】ウォリアーズがOTを制して先勝

2018, ウォリアーズ, キャブス, ファイナル, 第1戦 0

NBAでは現地5月31日、ゴールデンステイト・ウォリアーズとクリーブランド・キャバリアーズが4年連続でトロフィーを争う2018年ファイナルが開幕。オラクルアリーナで行われた第1戦は、オーバータイムに及ぶ死闘の末、ウォリアーズが124-114でシリーズ先勝をあげた。

この日の第1戦は、いろんな意味で頂上決戦に相応しい白熱した試合となった。

まず特筆すべきは、レブロン・ジェイムスが見せた圧巻のパフォーマンスだろう。試合には敗れたものの、47分30秒の出場で32本中19本のFG成功からプレイオフ自己最多となる51得点を記録。ウォリアーズがどんな守備を仕掛けても、その一歩先を行くようなオフェンスを披露した。

アシストは8本で二桁に届かなかったが(それでも十分凄いが)、それはチームメイトがオープンスリーを沈められなかった部分も大きい。これまで歴代屈指の輝かしいプレイオフキャリアを送ってきたレブロンだが、オフェンス面だけを考えれば、その中でも一二を争うパフォーマンスだったようにも思える。

試合は、第2Q中盤で11点リードを奪ったキャブスに対し、ウォリアーズは16-5のランで反撃。前半最後のポゼッションでは、ステフィン・カリーがブザービーターのスリーを沈め、ハーフタイムで同点に持ち込む。

https://twitter.com/NBA/status/1002371551654752258

後半は、何度も突き放そうとするウォリアーズに対して、キャブスが終盤まで僅差で食い下がる展開となり、103-102で迎えた第4Q残り50秒にレブロンがカウント・ワンスローのレイアップをねじ込んで逆転。敵地で番狂わせを演じるまであと一歩だったが、そこからイレギュラーなハプニングがいくつかあり、キャブスは勝利を逃すこととなる。

ブロッキングファウル

まず一つ目は、レブロンに対するファウルコールだ。

残り時間36秒でケビン・デュラントがドライブを仕掛けた際に、レーンで待ち構えていたレブロントと衝突。最初はベースラインの審判によりチャージングがコールされたが、映像レビューの結果、判定が覆ってレブロンのブロッキングファウルとなり、デュラントに2本のフリースローが与えられた。

So this isn’t really a charge since LeBron is still moving but… pic.twitter.com/v1U4trV4Db

— BBALLBREAKDOWN (@bballbreakdown) June 1, 2018

この角度から見ると、レブロンはコンタクトの際にまだ体をスライドさせているようなので、結果としてブロッキングファウルが正しいコールだったように思える。

ただ通常チャージングのコールでプレイレビューが入るのは、ディフェンダーがノーチャージエリアにいたかどうかの判定が難しい場合のみで、今回のようにディフェンダーがサークルの外にいたのが明らかだったにもかかわらず、レビューがトリガーされて判定が覆るのは極めてレアなケース。なので、そもそもレビューするのがおかしいとファンたちの間で物議を醸した。

なお今季には、ポール・ジョージの古巣初凱旋だった12月のペイサーズ対サンダー戦で同じような判定があった。

スミス、バグる

このコールリバースにより、デュラントがフリースローを2本沈めて同点となった試合は、さらに残り時間23秒にカリーが3点プレイのレイアップに成功して、ウォリアーズが逆転。それでもキャブスは残り4秒にジョージ・ヒルがファウルをドローし、勝利のチャンスを手にする。

だが今度もゲームはキャブスの思うように運ばない。ヒルは1本目のフリースローを決めて同点に持ち込んだが、惜しくも2本目に失敗。するとJ.R.・スミスがヒルのミスからオフェンスリバウンドを押さえる超ファインプレイを見せるのだが、そのままなぜかドリブルでハーフコートあたりまで走り出してしまったため、時間切れとなった。どうやらJRはキャブスがリードしていたと勘違いしたようだ。

▼敵味方共にあ然…

WOW. We're going to overtime. pic.twitter.com/1YNEniJo1d

— ESPN (@espn) June 1, 2018

▼試合を観ていたNBA選手たちの反応

Did he think they were up one?????

— Dirk Nowitzki (@swish41) June 1, 2018

「1点リードしていると思ったのか?」
-ダーク・ノビツキー

Damn JR . On another note , bron getting 50 ball

— CJ McCollum (@CJMcCollum) June 1, 2018

「マジかJR。それとレブロンが50点行きそう」
– C.J.マッカラム

https://twitter.com/boogiecousins/status/1002391449231474688

https://twitter.com/paulpierce34/status/1002391491128410112

JR DRUNK

— Dejounte Murray (@DejounteMurray) June 1, 2018

「JR酔っぱらってる」
– デジャンテ・マレー

https://twitter.com/Enes_Kanter/status/1002391429979754502

「嘘だろ」
– エネス・カンター

レギュラーシーズンの試合ならまだいいが(良くはないけど)、これは1年で最も大事なNBAファイナルの初戦。敵地での勝利が必須となる挑戦者のキャブスにとっては、許されないミスだ。

残り3秒でほぼディフェンダー全員がバスケットの方向を向いており、絶好調のレブロンが3Pラインで完全ノーマークだったのがさらに惜しい。ウォリアーズにとってはまさに幸運。

JRスミス 第1戦

勝てるチャンスを投げ捨てるような形になったものの、このプレイがキャブスの最大の敗因になったわけでは決してない。

まずFT成功率8割のヒルが2本目のフリースローを決めていれば、JRが近年ファイナルで最悪の珍プレイをすることもなかった。そもそもあの状況でオフェンスリバウンドを獲得し、タイムアウトが残っていたウォリアーズに決勝点のチャンスを与えなかったことを考えれば、それだけでファインプレイだったとするべきなのかもしれない。ESPNのbrian windhorst記者によると、試合後のキャブスは、JRのミスよりも、レビューで覆ったブロッキングファウルに腹を立てていたという。

ただこういったチンプンカンプンなプレイがチームの士気を下げてしまう場合があるのも事実で、オーバータイムでのキャブスは攻守両方で完全崩壊。OT開始から3分半で12連続得点を奪われ、レブロンのキャリアナイトは黒星に終わった。

先勝をあげたウォリアーズは、ステフィン・カリーが29得点/9アシスト、ケビン・デュラントが26得点、クレイ・トンプソンが24得点、ドレイモンド・グリーンが13得点/11リバウンド/9アシスト/5スティールを記録。ビッグ4が大活躍した他、ショーン・リビングストンがベンチから10得点で勝利に貢献している。

▼OTを圧倒

ボックススコア:「NBA」

コランジェロ76ers球団社長の「Twitter裏アカウント疑惑」について ケビン・ラブ ファイナル第2戦の出場停止処分を回避

Related Posts

クリス・ポール ウォリアーズ

ブログ

ウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される

2022-23開幕戦 ウォリアーズ

ブログ

NBA2022-23開幕、王者ウォリアーズが20年目突入のレブロン下し白星スタート

白鳳 ウォリアーズ

Video

【ハイライト】元横綱白鳳、ステフとクレイのスプラッシュブラザーズを一蹴

アンドレ・イグダーラ ウォリアーズ 2022

ブログ

アンドレ・イグダーラがウォリアーズとの再契約を発表、「これで最後」

特集

  • ケビン・ラブ 「誰もが何かを抱えている」

    ケビン・ラブ 「誰もが何かを抱えている」

    2019年12月19日
  • ステフィン・カリーが再び40得点、教科書に載せるべき第4Qパフォーマンス

    ステフィン・カリーが再び40得点、教科書に載せるべき第4Qパフォーマンス

    2021年11月20日
  • ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    2017年10月18日
  • ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    2017年7月27日
  • ステフィン・カリーがプレイオフ含むキャリア3P成功数で歴代首位に浮上

    ステフィン・カリーがプレイオフ含むキャリア3P成功数で歴代首位に浮上

    2021年11月15日
  • アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    2017年10月10日
  • ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    2017年5月14日
  • トニー・パーカー 「ありがとう、サンアントニオ」

    トニー・パーカー 「ありがとう、サンアントニオ」

    2018年9月7日
  • マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    2019年6月20日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • Tマックが引退を表明!!その輝かしいキャリアを振り返ってみよう
    Tマックが引退を表明!!その輝かしいキャリアを振り返ってみよう
  • ウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
    ウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • NBA選手たちが語る、コービー・ブライアントのワーカホリックなエピソード
    NBA選手たちが語る、コービー・ブライアントのワーカホリックなエピソード
  • 歴代屈指の3Pシューター カイル・コーバーがブルックリン・ネッツのコーチングスタッフ入りへ
    歴代屈指の3Pシューター カイル・コーバーがブルックリン・ネッツのコーチングスタッフ入りへ
  • ストックトンとマローンの芸術的なピック&ロールを堪能できる7分動画
    ストックトンとマローンの芸術的なピック&ロールを堪能できる7分動画
  • 歴代NBAのレジェンドすぎる記録とかスタッツとか
    歴代NBAのレジェンドすぎる記録とかスタッツとか
  • カリーの逆転決勝スリーでウォリアーズが10連勝
    カリーの逆転決勝スリーでウォリアーズが10連勝
  • キングス、トレードでサボニス獲得のため若手ホープのタイリース・ハリバートン放出
    キングス、トレードでサボニス獲得のため若手ホープのタイリース・ハリバートン放出
  • ミルズ、デローザン、ゲイの大ベテラン3選手がサンアントニオ・スパーズ退団へ
    ミルズ、デローザン、ゲイの大ベテラン3選手がサンアントニオ・スパーズ退団へ

ランダム

  • ニックス 平方根「2014-15ニックス」 × 「トライアングル・オフェンス」 = 美しき平方根の世界
  • ベン・シモンズ トレード要求ベン・シモンズがトレード要求?76ersとの関係修復は絶望的か
  • ステフ・カリー スリー100本ステフ・カリーが再び自身のNBA記録更新、史上最短でシーズンスリー100本到達
  • スパーズ ジノビリスパーズが「マヌの日」を勝利で飾る
  • デイミアン・リラード 股関節デイミアン・リラード、股関節の負傷でオールスター出場を辞退へ

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes