K.レナードがキャリアハイの7スティール!!スパーズがウォリアーズの連勝をストップ
現地5日に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対サンアントニオ・スパーズ戦は、カワイ・レナードが自己シーズン最多タイの26得点とキャリアハイの7スティールを獲得。スパーズが107対92の圧勝でウォリアーズの連勝記録を12で終わらせ、自身の連勝を7に伸ばした。
この日のスパーズは、開始9分で24-9のランを展開して序盤から主導権を掌握。第1Qを31対17で終えると、第2Qにはさらにリードを広げ、ハーフタイムまでに19点差をつけてウォリアーズを圧倒した。
後半に入ると、ウォリアーズはステファン・カリーが13連続得点を決め、第3Q残り8分で14点差にまで詰め寄る。試合の流れが変わりそうに思われたが、そこからレナードがペリメーターでカリーを徹底ガード。ドリブル中のカリーからボールを奪ってファーストブレイクのダンクを決めるなど、ファインプレーでウォリアーズのリズムを完全に断ち切り、スパーズは第3Q終了までにリードを22点に広げて、早々と勝利を確実なものにした。
▼ザ・クロー!!
レナードは24分の出場時間で26得点、5リバウンド、3アシスト、7スティールの大活躍。7スティール中2つは、カリーからのオンボール・スティールだった。もしプレイオフでスパーズとウォリアーズが衝突することになれば、レナードがカリーにつく場面が頻繁に見られるかもしれない。
6本中4本のスリーを沈めたダニー・グリーンは18得点、3ブロックを記録。マッチアップしたクレイ・トンプソンをわずか6得点に抑える好守をみせた。恐らくレナードとグリーンはリーグ最強のディフェンシブ・ウィングコンビだろう。
▼カワイ・レナード、ウォリアーズ戦ハイライト
他にはティム・ダンカンが19得点、7リバウンドをマーク。キャリア通算2万5890点目を獲得し、歴代スコアリングでポール・ピアースを追い抜き15位に浮上した。
▼通算得点歴代14位~16位
プレーヤー | 得点 | |
14 | ケビン・ガーネット | 25949 |
15 | ティム・ダンカン | 25890 |
16 | ポール・ピアース | 25872 |
これでスパーズは2月27日からの20試合中17試合に勝利。ちなみに今季は、マット・ボナーがスタメン出場した17試合で14勝を収めている。
一方のウォリアーズは、第1Qに大量リードを奪われてから1度も二桁以下に点差を縮めることができず惨敗。ウォリアーズがスパーズの本拠地で最後に勝利を挙げたのは、まだダンカンがいなかった1997年2月14日にさかのぼる。
カリーはチームハイの24得点、6アシストを記録。この日は5本のスリーを沈めてシーズン通算成功数を263本とし、残り5試合であと10本決めれば、自身が持つシーズン3p成功数記録を塗り替えられるところまできた。
ボックススコア:「NBA/Stats」