ステファン・カリーが2014-15シーズンのMVP受賞
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステファン・カリーが現地4日、2014-15シーズンのMVPに正式に選出された。
アメリカとカナダのNBA記者129人とファン1人のMVP投票の結果、カリーは1位票数100票の1198ポイントを獲得。2位は936ポイントでロケッツのジェイムス・ハーデン、3位には552ポイントでキャブスのレブロン・ジェイムスが選ばれた。
pt | 1位票数 | |
S・カリー | 1198 | 100 |
J・ハーデン | 936 | 25 |
L・ジェイムズ | 552 | 5 |
R・ウェストブルック | 352 | – |
A・デイビス | 203 | – |
C・ポール | 124 | – |
今季のカリーは、レギュラーシーズン80試合に出場し、平均23.8得点、7.7アシスト、4.3リバウンド、2.0スティールを記録。ウォリアーズを球団史上最多の67勝に導いた他、286本のスリーを成功させ、NBAのシーズン3pt成功数記録を塗り替えた。ウォリアーズの選手がMVPを受賞するのは2度目で、1960年のウィルト・チェンバレン(フィラデルフィア・ウォリアーズ)以来となる。
▼ステファン・カリー、MVPシーズンハイライト
またカリーは、歴代MVPの中で平均出場時間が最も少ない(32.7分)。今季のウォリアーズがあまりにも圧倒的だったため、第4Qをベンチで過ごす機会が多かったのが、その主な理由だろう。実際にカリーは80試合中20試合で第4Qに出場していない。
「身長・身体能力が足りない、ディフェンスが下手、ポイントガードじゃない、動きが遅い、脆い…」、こんなことを言われ続けていた時期もあったが、そのすべてをハードワークで跳ね返し、ここまでたどり着いた。ステファン・カリーはNBAの最優秀選手だ。
Via @NBA