ビンス・カーターがホークスと正式に契約
アトランタ・ホークスが現地20日、FAとなっていたビンス・カーターと再契約を結んだことを発表した。
https://twitter.com/ATLHawks/status/1175092261304057858
https://twitter.com/ATLHawks/status/1175077312527851520
8月の時点でカーターとホークスの契約合意がすでに報じられていたが、今回ようやく正式に。契約内容は公表されていないが、恐らく1年のベテランミニマムだろう。カーター自身が3カ月ほど前にESPNのインタビューで「あと1年で終わり」、と今季がラストシーズンになることを明言していた。
1998年ドラフト全体5位指名でNBAデビューしたカーターは、これまでに合計7チームで21シーズンをプレイ。現時点でロバート・パリッシュ、ケビン・ウィリス、ケビン・ガーネット、ダーク・ノビツキーと並びリーグ史上最長キャリアの記録を持つ選手の一人だ。
もしカーターが何事もなく今季開幕戦に臨むことができれば、現役22シーズンで新記録樹立となる。
▼5選手が21シーズン
カーターはデビューからの21シーズンで17.2得点、4.4リバウンド、3.2アシストを平均。レギュラーシーズンのキャリア通算出場試合数では現在5位(1481試合)となっており、もし今季のカーターが80試合以上に出場すれば、カリーム・アブドゥル・ジャバーの記録を追い抜いて歴代2位に浮上する。
▼通算試合数Top5
プレイヤー | 試合数 | |
1 | ロバート・パリッシュ | 1611 |
2 | カリーム・アブドゥル・ジャバー | 1560 |
3 | ダーク・ノビツキー | 1522 |
4 | ジョン・ストックトン | 1504 |
5 | ビンス・カーター | 1481 |
他にカーターは、通算スリー成功数で現在6位(2229本)。5位のジェイソン・テリーまであと53本に迫っている。昨季は123本を成功させているので、今季カーターが歴代トップ5入りする可能性は非常に高い。
▼ここ5年のカーター・ハイライト
今季のカーターはどのアリーナに行ってもトリビュートビデオやスタンディングオベーションで温かく迎えられるだろう。ファイナルシーズンもカーターらしいプレイを魅せてくれることを期待したい。
参考記事:「NBA」