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ウォリアーズ キャブス 第6戦
2016 6 18

【ファイナル第6戦】レブロンが2試合連続の41得点、シリーズ決着は第7戦へ

ウォリアーズ, キャブス, ファイナル, レブロン・ジェイムス, 第6戦 16

現地16日にクイッケンローンズアリーナで行われた2016NBAファイナル第6戦は、レブロン・ジェイムスが第5戦に続き40点を超えるモンスターパフォーマンスでチームを牽引。キャブスが115-101で快勝し、シリーズを3勝3敗のイーブンに戻した。

ESPNによると、ファイナルの試合で40得点/10アシスト以上のダブルダブルを記録した選手は歴代で2人のみ。一人はレブロンで(2016ファイナル第6戦、2015年ファイナル第5戦の2度)、もう一人はNBAのロゴになっている人だ。

▼ジェリー・ウェストとレブロン

Two players have posted 40 pts & 10 assists in a Finals game. One is the man on the NBA logo.

The other is LeBron. pic.twitter.com/RzaRtw7nJD

— ESPN (@espn) June 17, 2016

この日の試合は、シリーズ第3戦と同じく、キャブスが序盤から攻守でウォリアーズを圧倒した。

アンドリュー・ボーガットが膝の怪我で欠場したため、ドレイモンド・グリーンがセンターのスモールラインアップで第6戦に臨んだウォリアーズ。昨季ファイナルでは必勝の先発ラインアップだったが、この日はティップオフからターンオーバーやシュートミスを連発するなど上手く機能せず、さらにステファン・カリーが開始6分でファウルトラブルによりベンチに下がるという最悪のスタートを切り、第1QをFG成功率22.7%の11得点に抑えられる。Basketball Referenceのデータによれば、第1ピリオド11得点は、歴代ファイナルにおける最低の記録だ。

対するキャブスは、ピック&ロールでミスマッチ、特に序盤はカリーを徹底的に攻めながら、高確率でフィールドゴールを成功させ、第1Qを31-11の20点差でアウトスコア。続く第2Qでは、オフェンスのリズムが改善したウォリアーズに一時8点差にまで巻き返されるも、そこから13-5のランですぐに勢いを取り戻し、59-43の16点リードを奪って前半を終えた。

▼さすがのコートビジョン

The vision is real on #NBAonABC. #NBAVine #NBAFinals https://t.co/JqgQBlIWlx

— NBA (@NBA) June 17, 2016

キャブスは前半だけでレブロンとカイリー・アービングが合計34得点を記録した他、トリスタン・トンプソンがハーフタイムの時点ですでにダブルダブルをマーク。ベンチ出場のダンテイ・ジョーンズも久々に貢献し、前半ラスト1分間で今季プレーオフ自己ベストとなる5得点をあげた。

後半は、キャブスが11-3のランでスタートし、第3Q残り8分でリードをこの日最大の24点に拡大。この時点で勝負ありと思われたが、ウォリアーズはピリオド終盤からクレイ・トンプソンの連続得点で猛反撃し、第3Q終了時で9点差まで追い上げる。

▼クレイ・トンプソン、第3Q15得点

何とか流れを変えようとするウォリアーズに対して、第4Qのキャブスは、レブロンがオフェンスをテイクオーバー。ウォリアーズが差を詰めようとするたびに、レブロンは自らのフィールドゴール、もしくはプレーメイキングで完全にゲームを支配し、キャブスが二桁台の点差を維持すると、残り時間4分からは4ポゼッション連続で得点をあげて勝負を決めた。

▼心をへし折るブロックでとどめ

Q1 Q2 Q3 Q4
GSW 11 32 28 30 101
CLE 31 28 21 35 115

キャブスは、レブロンが41得点、11アシスト、8リバウンド、4スティール、3ブロックをマーク。第3Q残り5分30秒から第4Q残り5分30秒の12分間にかけては、チーム得点23点中20点を1人で獲得した。ファイナルで2試合連続40得点超えを記録したのは、2000年のシャキール・オニール以来初となる。

▼レブロン、41得点

他には、カイリー・アービングが23得点、トリスタン・トンプソンがFG成功率100%で15得点、16リバウンドのダブルダブルを記録している。

カリーは退場

この日のカリーは、スリー13本中6本成功の30得点と、オフェンスは悪くなかったものの、序盤から不注意なファウルが多く、第4Q残り4分22秒に6つ目のファウルをコールされ退場。よほど判定に納得がいかなかったのか、マウスガードを投げつけ、審判に食って掛かり、その結果、追加でテクニカルファウルを取られている。

この行為により、カリーには何らかの処分が与えられる可能性が高い(恐らく罰金)。過去の例では、2006年プレーオフ第1ラウンドで、マイアミ・ヒートのユドニスハスレムがマウスピースを審判に投げつけたことにより、1試合の出場停止処分を受けたが、今回のカリーの場合は、たまたまコートサイドのファンに当たってしまったという感じなので、それほど厳しい処分にはならないはずだとされている。

「以前にもマウスピースを投げてしまったことはある。通常はスコアラーズ・テーブルをめがけて投げるんだけどね。狙いが外れてしまった。ファンに向かって投げつけるつもりは一切なかったよ」
– ステファン・カリー

なおカリーは、第6戦で今季ファイナルの通算スリー成功数が28本に到達。2013年にスパーズのダニー・グリーンが記録した27本を追い抜き、歴代ファイナルの3P新記録を打ち立てた。

ウォリアーズは他に、クレイ・トンプソンが25得点、リアンドロ・バルボサが14得点をそれぞれマーク。二桁得点を獲得できたのは3選手のみで、ドレイモンド・グリーンは8得点/10リバウンド/6アシスト、ハリソン・バーンズは無得点に終わっている。

特にバーンズは、第5戦からスランプが続いており、この日も序盤はオープンショットを打てていたものの、すべて失敗。それがメンタルに影響したのか、途中からはノーマークでボールを受けた時でもショットを躊躇するようなシーンが何度か見られ、さらにリズムが悪くなってしまった印象だ。

▼第6戦ハイライト

ウォリアーズのホーム2連勝という形でシリーズがスタートし、早期の決着を予想する声もたくさんあった今年のファイナルだが、NBAファイナル史上19回目となる第7戦に突入することとなった。最終戦はウォリアーズ本拠地での試合だが、ボーガットの離脱やバーンズのスランプ、さらにイグダーラも背中の不調を訴えており、ここ2試合のキャブスの勢いも考えると、もはやウォリアーズが本命とは言えないかもしれない。第7戦は、現地19日にオラクルアリーナで行われる。

ボックススコア:「NBA」

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