【SAS-MEM第3戦】グリズリーズが圧勝、シリーズ1勝2敗に
メンフィス・グリズリーズが現地20日、フェデックス・フォーラムで行なわれたサンアントニオ・スパーズとのウェスタンカンファレンス第1ラウンド第3戦に105-94で快勝。ホームで今季ポストシーズン初白星をあげ、シリーズを1勝2敗とした。
この日のグリズリーズは、マイク・コンリーが24得点、マルク・ガソルとザック・ランドルフがそれぞれ21得点と、主力3選手が大活躍。スローペースながら、序盤からガソルとランドルフのツインタワーが幅広い攻撃パターンでスパーズの守備を圧倒して効率良く得点を積み上げつつ、チーム合計でわずか5ターンオーバーとミスも最小限に抑えるハイクオリティなバスケを披露した。
それでもスパーズは、カワイ・レナードが前半16得点でオフェンスを引っ張り、ハーフタイムで4点差の接戦に持ち込んだが、第3Q最初の2ポゼッションで続けてターンオーバーを出し、グリズリーズに5連続得点を奪われると、グレッグ・ポポビッチHCは後半開始からわずか1分でスターター全員を下げて、オールベンチユニットを投入。主力の気合を入れ直すためのサブだったと思われるが、その後チームはレナードも含めリズムを取り戻すことができず、完全にグリズリーズに主導権を握られる形となった。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
SAS | 21 | 25 | 17 | 31 | 94 |
MEM | 21 | 29 | 31 | 24 | 105 |
▼カーター!!
スパーズは、レナードが18得点、ラマーカス・オルドリッジが16得点、パティ・ミルズが11得点をマーク。トニー・パーカーは19分の出場で0得点/0アシストと絶不調で、マヌ・ジノビリはシリーズ3試合を通してまだ得点をあげていない。
シリーズ第4戦は、現地22日にメンフィスで行われる。
ボックススコア:「NBA」