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ウォリアーズ グリズリーズ 第4戦
2015 5 12

【GSW vs MEM第4戦】ディフェンスで圧倒したウォリアーズが快勝、シリーズは2勝2敗に

ウォリアーズ, グリズリーズ, ステファン・カリー, ディフェンス, 第4戦 4

現地11日に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対メンフィス・グリズリーズのWCセミファイナル第4戦は、MVPのステファン・カリーが33得点でチームを牽引し、ウォリアーズが101対84で圧勝。シリーズを2勝2敗のタイにして、ホームコートアドバンテージを奪い返した。

第2,3戦での2連敗から何としても立ち直るべく、いくつかゲームプランを修正して第4戦に臨んだウォリアーズ。まず最もクリエイティブだったのが、センターのアンドリュー・ボーガットにトニー・アレンをマークさせるという大胆なディフェンス戦略だ。

ただしマークといってもアレンを追いかけ回すわけではなく、あくまでバックドアのカットを阻止する程度。ボーガットは基本的にペイントエリアに陣取り、アレンがミドルレンジ~アウトサイドいるときは、例えボールを持っていたとしても放置する。マーク・ガソルとザック・ランドルフがローポストに入った際に、迅速にヘルプに行けるようにするためだ。

▼放置

トニー・アレン 放置プレー1

トニー・アレン 放置プレー2

完全にノーマーク状態だが、これをコンスタントに決められるような選手が相手なら、スティーブ・カーHCはこんな戦略を用いない。アレンは最初のジャンプショットを沈めたものの、そこから3本連続でワイドオープンのスリーに失敗。間もなくベンチに下がり、この試合では最終的に16分しか出場しなかった。

同時にウォリアーズはインサイドのディフェンスを固めることに成功。グリズリーズのペイントエリア内のFG成功率をわずか4割以下に抑え、これがオフェンスの好リズムにつながった。7-0のランで第1Qをクローズして主導権を握ると、第2Qにステファン・カリーが14得点を獲得。ハーフタイムまでにリードを17点に拡大する。

またウォリアーズは、チャンスがあればハイ・ピック&ロールで機動力の低いランドルフをアタック。後半に入ってからは二桁台のリードを保ったまま、101対84でグリズリーズに快勝を収めた。

▼ピック&ロールからトンプソンのスリー

 

Q1 Q2 Q3 Q4
GSW 28 33 21 19 101
MEM 20 24 20 20 84

ウォリアーズは、カリーがゲームハイの33得点、5アシスト、8リバウンドを記録。過去2試合はシューティングスランプ気味だったが、第4戦では4本のスリーを含む22本中11本のフィールドゴールを成功させている。第1Qのラストポゼッションには3ptラインの1mほど外側からディープスリーを沈めるなど、MVPにふさわしい活躍をみせた。

▼ステファン・カリー、第4戦ハイライト

▼思わずカリーにハイファイブを求めるグリズリーズファン
(via Stockholm_Syndrome)

 

他には、ドレイモンド・グリーンが16得点、10リバウンド、クレイ・トンプソンが15得点をそれぞれ獲得。第2戦と第3戦は3pt成功率23.1%(2試合の合計で52本中12本)とアウトサイドショットに精彩を欠いていたウォリアーズだが、第4戦では普段の調子を取り戻し、33本中14本のスリーを沈めることができた。

一方の敗れたグリズリーズは、マーク・ガソルが19得点、10リバウンドのダブルダブルを記録。チーム全体では、FG成功率37.5%、スリー成功率22.2%と、ウォリアーズのディフェンスに苦しめられた。

第4戦の試合結果を受け、グリズリーズのデビッド・イェーガーHCが第5戦でどんな修正を加えてくるのか非常に楽しみ。優秀なヘッドコーチ同士のせめぎ合いは、NBAプレーオフの醍醐味の一つだ。

第5戦は、現地13日にウォリアーズの本拠地オラクルアリーナで行われる。

Thumbnail via YouTube

ボックススコア:「NBA/Stats」

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