【GSW-OKC第2戦】ウォリアーズが27点差の圧勝、シリーズ1-1のイーブンに
現地18日にオラクルアリーナで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対オクラホマシティー・サンダーのカンファレンスファイナル第2戦は、第1戦とは逆に後半を圧倒したウォリアーズが118-91で快勝。シリーズを1勝1敗のタイに戻した。
試合序盤は、両チームともターンオーバーを連発する中、ウォリアーズが第1Qに12本中6本のスリーを沈め、27-20の7点リードを奪う形でスタート。第2Qに入ると、サンダーはケビン・デュラントが16得点の大活躍でオフェンスを引っ張り、第2Q残り2分で逆転に成功するも、そこからウォリアーズはハーフタイムにかけてアンドレ・イグダーラを先頭に11連続得点をあげ、57-49の8点リードで前半を終える。
▼カウントワンスローのサーカスショット
カリーがテイクオーバー
勢いに乗ったウォリアーズは、後半開始から間もなくステファン・カリーに突然スイッチが入り、完全に主導権を掌握。カリーは第3Q残り7分10秒から5分10秒にかけての2分間で15得点をあげる圧巻のシューティングパフォーマンスを披露し、一気に点差を20点に拡大すると、そのまま最後まで試合の流れが変わることはなく、ウォリアーズがマストウィンゲームを圧勝で制した。
▼ステフ・カリー
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
OKC | 20 | 29 | 19 | 23 | 91 |
GSW | 27 | 30 | 31 | 30 | 118 |
ウォリアーズは、カリーが5本のスリー成功で28得点をマーク。クレイ・トンプソンが15得点、ドレイモンド・グリーンが10得点、8リバウンド、7アシストを記録している。
第1戦では合計16得点に終わったベンチも、この日は大貢献し、イグダーラの14得点、マリース・スペイツの13得点、フェスタス・エジーリの12得点をはじめ、合計でFG34本中18本の50得点を獲得。またチーム全体のリバウンド数やフリースローアテンプト数、ターンオーバーからの得点などでもサンダーを上回った。ウォリアーズがサンダーをアウトリバウンドしたのは、今季レギュラーシーズンを含む5試合で今回が初めてだ。
▼GSW第1戦/第2戦スタッツ
第1戦 | 第2戦 | |
リバウンド | -8 | +9 |
セカンドチャンス得点 | -13 | +10 |
TOからの得点 | -3 | +11 |
FTアテンプト数 | -15 | +9 |
今季のウォリアーズはまだ1度も連敗を喫していない(レギュラーシーズン+プレーオフ)。なおこの日のカリーは、試合途中で肘の部分が大きく腫れ上がっていたが、試合後のインタビューでは怪我の状態について、「大丈夫だろう」とコメントしている。
敗れたサンダーは、ケビン・デュラントがゲームハイの29得点、6リバウンド、ラッセル・ウェストブルックが16得点、12アシストを記録。デュラントはFG18本中11本成功とシューティングは冴えていたが、その一方で8ターンオーバーとミスも多かった。第2戦のサンダーで二桁得点に達したのは、KDとウェストブルックの2選手のみとなっている。
ディフェンス面では、サンダーのビッグがペリメーターの守備で、特にサージ・イバカがオフボールで苦戦していた印象だ。
▼ラス→アダムス
ウォリアーズとサンダーのシリーズ第3戦は、3日間の休みを挟んで、現地22日にオクラホマシティーで行われる。
ボックススコア:「NBA」