ジョーダンを笑顔にさせたケンバ・ウォーカーのクロスオーバー
今季のシャーロット・ホーネッツは19試合を終えた時点で4勝15敗と、いまいち勢いに乗れていない。チームの不振と共にスランプ気味のシーズンを送っているポイントガードのケンバ・ウォーカーだが、そのボールハンドリングとフットワークは相変わらず冴えまくっている。
3日のシカゴ・ブルズ戦では、レッグスルーから素早い切り返しのクロスオーバードリブルでルーキーのニコラ・ミロティッチを翻弄。バランスを失ったミロティッチが後ろに転ぶと、ウォーカーはたっぷりと時間をかけながらプルアップスリーを沈めて球場を沸かせた。
体でプッシュしたわけでもなければ、スクリーナーの足がひっかかったわけでもない。まさに理想のアンクルブレイクだ。リプレイを見たマイケル・ジョーダンのリアクションがすべてを物語っている。
ウォーカーのアンクルブレイクといえば、大学時代のビッグイースト・トーナメントでみせたクロスオーバー&ステップバックのブザービーターが最も衝撃的だ。
今季のウォーカーはややシューティングに苦しんでおり、FG成功率(36.6%)、スリーポイント成功率(27.5%)、フリースロー成功率(76%)のすべてでキャリア最低の数字を記録中。1試合の平均得点も14.5と、昨季よりも3ポイント以上沈んでいる。
▼ショットチャート2013-14
▼2014-15
Video:「YouTube」