キャブスが3年連続でイースト制覇
クリーブランド・キャバリアーズが現地25日、TDガーデンで行われたボストン・セルティックスとのECファイナル第5戦に135-102で圧勝。シリーズを4勝1敗で制し、2015年から3シーズン連続となるファイナル進出を決めた。
レブロン・ジェイムスにとっては、キャリア通算8回目、7年連続でのカンファレンス制覇。NBA史上で7年連続でのファイナル進出を達成した選手は、レブロンの他に、ビル・ラッセルをはじめとする1960年代セルティックスのメンバー6人のみとなっている。
この日の第6戦は、開始から積極的にペイントエリアを攻めたキャブスが、試合最初の8分間を28-12で上回って主導権を握ると、ハーフタイムにはプレーオフの前半得点で2003年マブスの記録(83点)以来最多となる75点をスコア。後半に入ってからも攻撃の手を休めることなく、第3Qで点差を30点以上に広げ、第4Qは主力をベンチに温存したまま、敵地での完全勝利でシリーズを終わらせた。
▼レブロンとアービングで59得点
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
CLE | 43 | 32 | 34 | 26 | 135 |
BOS | 27 | 30 | 17 | 28 | 102 |
キャブスは、レブロンが35得点、8リバウンド、8アシスト、カイリー・アービングが24得点、7アシストでオフェンスを牽引。ケビン・ラブが15得点、11リバウンドで5試合連続のダブルダブルを獲得した他、デロン・ウィリアムズがベンチから14得点をあげた。ESPNによると、プレーオフシリーズを通して1ピリオド40点以上を3回記録したチームは、1990年のセルティックス以降でキャブスが初めてだという。
「キャブスはクレイジーなチームだ。レギュラーシーズンを通して逆境をはねのけ、プレーオフが始まると大きくステップアップした。これでウォリアーズとの対戦に向けての準備に集中できる。さっそく今夜から始めるよ」
– タロン・ルーHC
敗れたセルティックスは、エイブリー・ブラッドリーが23得点、ジェラルド・グリーンが14得点をマーク。レギュラーシーズンイースト首位の成績でホームコートアドバンテージを手に入れたものの、今回のシリーズではホームでの3試合を通じて1度もリードを奪うことができなかった。
キャブスは6月1日から始まるNBAファイナルで宿敵ウォリアーズと対戦。同じチームが3年連続で頂上決戦を行うのはリーグ史上初だ。
NBAファイナル2017のスケジュールは以下の通り(現地時間):
日程 | ホーム | |
Game1 | 6月1日 | GSW |
Game2 | 6月4日 | GSW |
Game3 | 6月7日 | CLE |
Game4 | 6月9日 | CLE |
Game5 | 6月12日 | GSW |
Game6 | 6月15日 | CLE |
Game7 | 6月18日 | GSW |
ボックススコア:「NBA」