セルティックスが第7戦に圧勝でイースト準決勝へ
ボストン・セルティックスが現地28日、TDガーデンで行なわれたミルウォーキー・バックスとのシリーズ第7戦に112-96で快勝し、2年連続となるカンファレンスセミファイナル進出を決めた。
この日のセルティックスは、バックスのセカンドユニットがチェックインし始めた第1Q中盤あたりから好守備を展開して流れを引き寄せると、オフェンスでは守備の苦手なタイラー・ゼラーを集中的にアタックして得点を重ね、最初のピリオド終了までに二桁リードを奪取。
第2Q終盤にジェイレン・ブラウンがハムストリング負傷で途中退場し、後半開始直後で3点差にまで迫られたが、そこからアル・ホーフォードやジェイソン・テイタムがアグレッシブにペイントエリアを攻めてすぐに主導権を奪い返し、第4Qにはテリー・ロジアーがピリオド12得点の活躍を見せて、最後までリードを守り切った。
▼ロジアーはポストシーズン自己ベストの26得点
セルティックスは、ロジアーが26得点/9アシスト、ホーフォードが26得点/8リバウンド、テイタムが20得点をマーク。ベンチ得点では33-12で大きくバックスを上回り、マーカス・モリスが10得点、アーロン・べインズが8得点/7リバウンドで活躍した。
一方のバックスは、クリス・ミドルトンがゲーム最多の32得点、ヤニス・アデトクンボが22得点/9リバウンドを記録。昨季と同じく第1ラウンド敗退となったものの、ミドルトンはキャリアベストなパフォーマンスを見せ、7試合で24.7得点、3P成功率61%を平均している。
またシリーズを通して精彩を欠いていたエリック・ブレッドソーだが、第7戦ではFG12本中9本の成功から23得点と奮闘した。
セルティックスはイーストセミファイナルで3位シードのフィラデルフィア・76ersと対戦。シリーズ第1戦は、現地30日にボストンで行われる。
ボックススコア:「NBA」