NBA2021-22シーズン開幕、王者バックスが初戦でネッツに圧勝
現地10月19日、NBAでは2021-22レギュラーシーズンがついに開幕。第1試合では、昨季王者のミルウォーキー・バックスとブルックリン・ネッツが対戦し、ホームチームのバックスが127-104での快勝を収めた。
試合前には、チャンピオンシップリング授与のセレモニーを挙行。選手やコーチングスタッフをはじめとした2021年優勝メンバー全員に豪華な記念リングが手渡され、さらにファイサーブ・フォーラムの天井に優勝バナーが掲げられた。
この日の試合では、2021年ファイナルMVPのヤニス・アデトクンボが32得点、14リバウンド、7アシストの大活躍でチームを牽引。フリースローも9本中7本成功と、初優勝を決めたファイナル第6戦の好調を引き継いだ。
バックスは第1Q中盤に21-4のランで主導権を握ると、そのまま最後までリードを維持。アデトクンボの他には、クリス・ミドルトンとパット・カナトンがそれぞれ20得点をマークしている。
ベンチで大差
同日の対戦では、両チームのベンチ得点で大きな差がついた。
バックスは、カーナトン(20得点)やジョーダン・ウォーラ(15得点)がステップアップし、ベンチだけで45点を獲得。対するネッツは、新加入のパティ・ミルズがスリー7本中7本成功の21得点で大奮闘するも、他のリザーブ選手が誰もフィールドゴールを決めることができず、ミルズを含めたベンチ得点が25点に終わった。
▼ミルズのネッツデビュー
敗れたネッツはミルズの他、ケビン・デュラントが32得点/11リバウンドのダブルダブル、ジェイムス・ハーデンが20得点/8アシストを記録。カイリー・アービングはコロナワクチン未接種のため、まだチームに合流できていない。
ネッツのスティーブ・ナッシュHCは試合後、「良いプレイができなかった。キレがなかったし、フィジカルでも負けていたと思う。チームとしてのまとまりも足りなかった。それから何よりもがっかりしたのはルーズボールやハッスルプレイ。すべて彼らに奪われていたようだ」と開幕戦でのチームの出来栄えを酷評した。
次にバックスは現地21日にマイアミ・ヒートと、ネッツは22日にフィラデルフィア・76ersと対戦する。
ボックススコア:「NBA」