ジェレミー・リン、プレーヤーオプション破棄で今夏FAに
シャーロット・ホーネッツのジェレミー・リンが、来季220万ドルのプレーヤーオプション契約を破棄し、FAになる決意を固めた様子。『Cleveland Plain Dealer』のChris Haynes記者が報じている。
昨年のオフシーズンにレイカーズからホーネッツへと移籍したリンは、2015-16シーズン78試合(スタメン13試合)に出場し、11.7得点、3.2リバウンド、3.0アシストを平均。シーズン48勝34敗でプレーオフ進出を果たしたホーネッツのバックアップPGとして活躍し、ヒートとのECファーストラウンド第3戦ではチームハイの18得点を記録して、球団の2002年以来14年ぶりとなるポストシーズン勝利に大貢献した。
▼J.リン、2015-16シーズンハイライト
今季の活躍でリンの評価が上がったことにより、多くのチームが獲得に乗り出すと見られている。さらに今年からはサラリーキャップ上限が跳ね上がるため(今季の7000万ドルから来季は9200万ドルになるとの予想)、1200万ドル~レベルの高額オファーでスタメンのポジションを約束するチームも出てくるかもしれない。
プレーオフ敗退後のインタビューでは、「(2015-16シーズンは)NBAでの6年間で最も楽しいシーズンだった」とし、来季もホーネッツに残りたいと語ったリンだが、どのチームに落ち着くことになるのか?
なお今オフシーズンのホーネッツは、ニコラス・バトゥーム、マービン・ウィリアムズ、コートニー・リーらコアメンバーもフリーエージェントとなる。もしこの3選手との再契約を優先した場合、リンに市場価値に見合うオファーを提示するのは難しい状況だ。
Image via Jlin7/YouTube
参考記事:「ESPN」