マット・バーンズが現役引退へ
2003年から14シーズンをNBAでプレイしたフォワードのマット・バーンズが現地11日、ついに現役を引退することを自身のインスタグラムで正式に発表した。
「素敵な15年間だったよ!世界中を旅して、たくさんの素晴らしい人たちに出会えた。そのうちの何人かは、この先の人生を通して兄弟と呼べる存在になるはずだ。そしてこれからの俺は…、どうやらこんな(写真のような)服装でビジネスミーティングに出席し、バスケットボールコート上で稼いだ額よりも多くの金を稼ぐことになるらしい。その上、子供たちと過ごせる時間も増えるだって!?何者にもなれないと言われてきたこの俺がだ。最終的には大成功を収めてやったぜ!!好かれようが嫌われようが、俺は自分の道を歩んできた!」
– マット・バーンズ
タフでアグレッシブなプレイスタイルで知られたバーンズは、キャリア14シーズンを通して9チームに所属し、レギュラーシーズン929試合で8.2得点、4.6リバウンドを平均。バロン・デイビスやスティーブン・ジャクソンがいた『We Believe』時代のゴールデンステイト・ウォリアーズ(2006-07)で、ディフェンダー/ハッスルプレイヤー(たまに3&D)として頭角を現すと、その後もドワイト・ハワードのオーランド・マジックやロサンゼルス・レイカーズ、ロサンゼルス・クリッパーズなどプレーオフチームで有力なロールプレイヤーとして活躍した。
▼コービーとのバトルが印象的
2年前のデレック・フィッシャー(当時ニックスHC)との揉め事をはじめ、オフコートでも何度か問題を起こしていたバーンズだが、現役ラストシーズンとなった2016-17にはウォリアーズの一員として念願の初優勝を果たしている。
Image by Keith Allison