ビッグスリーのブルックリン・ネッツ、1年目から球団史上最高成績を達成
NBAでは現地15日、ブルックリン・ネッツとシカゴ・ブルズがバークレイズ・センターで対戦。3カ月ぶりに“ビッグスリー”が勢揃いしたネッツが105-91で快勝を収めた。
これで今季ネッツは、シーズン1試合を残した時点でイースト2位の47勝24敗。勝率は66.2%で、通常の82試合レギュラーシーズンに置き換えると55~56勝のペースだ。
これまでのネッツの最高成績(1976年にABAからNBAに移って以降)は、2001-02シーズンに記録した52勝30敗(勝率63.4%)。今季は最後の試合に敗北しても47勝25敗の勝率65.3%となるため、すでに球団新記録が確定している。
▼ネッツのベストシーズンTop5
勝率 | シーズン | 成績 | |
---|---|---|---|
1 | 66.2% | 2020-21 | 47勝24敗 |
2 | 63.4% | 2001-02 | 52勝30敗 |
3 | 59.8% | 2012-13 | 49勝33敗 |
3 | 59.8% | 2005-06 | 49勝33敗 |
3 | 59.8% | 2002-03 | 49勝24敗 |
2019年オフのFAでケビン・デュラントとカイリー・アービング、そして今年1月にトレードでジェイムス・ハーデンを獲得し、オフェンス力全振りのスーパーチームを結成したネッツ。だが、シーズンを通して怪我に悩まされ続け、ビッグスリーが揃ったのは今のところわずか8試合しかない。
それでも1年目から球団最高勝率を叩き出すことに成功。主力の怪我さえなければ、来季にも65勝~に届くポテンシャルを秘めたチームだと思う。
なお同日の試合では、アービングがチームハイの22得点をマーク。デュラントがFG17本中4本成功の12得点、ハーデンが5得点と精彩を欠いていたが、ジェフ・グリーンやブルース・ブラウンらサポーティングキャストがステップアップして勝利に大貢献した。
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ボックススコア:「NBA」