ユスフ・ヌルキッチが左足骨折で長期離脱へ
ダブルオーバータイムに及ぶブルックリン・ネッツとの大接戦を制し、今季プレイオフ進出を確定させたポートランド・トレイルブレイザーズだが、試合終盤に最悪のアクシデントに見舞われてしまった。
ブレイザーズの2点リードで迎えた現地25日ネッツ戦の第2OT残り2分20秒、オフェンスリバウンドからプットバックを狙ってジャンプしたセンターのユスフ・ヌルキッチが着地の際に左足を激しく負傷。骨の折れる音がモニター越しに響き、脚が不自然な方向に曲がるほどの大怪我で、ヌルキッチはフロアに倒れこんだまま身動きが取れず、ストレッチャーで運ばれていった。
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試合後ブレイザーズは、ヌルキッチが左足腓骨と脛骨の複雑骨折と診断されたことを発表。2014年にポール・ジョージが右足に負った怪我と同じだ。復帰時期は今のところ明らかになっていないが、今季プレイオフはもちろん、来季も全休もしくは大部分を欠場することになるかもしれない。
今季のヌルキッチは72試合で15.6得点、10.4リバウンドを平均。1月1日のキングス戦では「5×5」と「20/20ダブルダブル」を同時に記録する史上初の快挙を達成した他、この日の試合でも32得点/16リバウンド/5アシスト/4ブロックで大活躍と、キャリアベストシーズンを送っていた。ヌルキッチの離脱は、昨季プレイオフからの名誉挽回を狙っていたブレイザーズにとって計り知れないほどの大ダメージだ。
参考記事:「NBA」