ルディ・ゴベール、マブス戦で自己最多の27得点/25リバウンド
ユタ・ジャズのルディ・ゴベールが、オーバータイムに及んだ現地20日のダラス・マーベリックス戦で、キャリアハイの27得点と25リバウンドで大活躍。今季リーグで最初に25/25ゲームを達成した選手となった。
25/25は極めてレアなスタッツで、2000年以降の17シーズンでわずか18回しか記録されていない(同じ期間で50点ゲームは125試合)。昨季はドワイト・ハワードとアンドレ・ドラモンドがこれを達成している。
この日のゴベールは、11本中8本のFGと17本中11本のFTを成功させ、さらに10オフェンスリバンドを獲得してチームのセカンドチャンス得点に貢献。ジャズは3点ビハインドで迎えた延長戦残り2分から8連続得点をあげると同時にマブスを無得点に抑え、最終的に112-107での逆転勝利を収めた。ゴベールはOTの5分間で7リバウンドを記録している。
ジャズはゴベールの他に、ゴードン・ヘイワードが26得点、ジョー・ジョンソンが15得点をマーク。連勝を5に更新し、現地20日の時点でウェスト4位のクリッパーズから1ゲーム差の5位につけている。
敗れたマブスは、ハリソン・バーンズがチームハイの19得点、デロン・ウィリアムスが16得点/8アシストを記録。ダーク・ノビツキーはシーズンハイとなる10リバウンドを獲得したものの、FG13本中1本成功の3得点とシューティングが絶不調だった。
今季のゴベールは44試合で12.8得点、12.8リバウンド、2.5ブロックを平均。特に守備面でのインパクトが大きく、対戦相手のゴール下FG成功率(リムから6フィート未満)を平均よりも10%以上低い47.2%に抑えるなど、リーグ屈指のリムプロテクターとしてジャズに大貢献している。
近年で最も不作とされてきた2013年ドラフトクラスだが、ヤニス・アデトクンボやC.J.マッカラム、ゴベールら優秀なタレントが順調に育ってきた。
ボックススコア:「NBA」