五輪初出場のスロベニアが準々決勝でドイツを撃破、初のメダルまであと1勝
東京オリンピックの男子バスケットボールでは8月3日、さいたまスーパーアリーナで準々決勝が行われ、第1試合でスロベニアとドイツが対戦。スロベニアが94-70で快勝を収め、ベスト4進出を決めた。
準々決勝でのスロベニアは、ゾラン・ドラギッチ(ゴラン・ドラギッチの弟)がFG13本中11本成功からゲーム最多の27得点で大活躍。エースのルカ・ドンチッチは引き続きスリーが不調気味(7本中2本)だったが、それでも20得点、11アシスト、8リバウンドのオールラウンドゲームでチームを引っ張った。
▼見事なノールックパス
この日の試合は、44-37で前半を上回ったスロベニアがそのまま最後までリードを維持。ドイツは10点前後の差でずっと食い下がっていたが、第4Q中盤からスロベニアが15-2のランで一気に突き放し決着となった。
スロベニアは準決勝でフランス/イタリアの勝者と対戦。次に勝てば、オリンピック初出場でメダル確定だ。
▼弟ゾランの大活躍にゴランもご機嫌
一方でベスト8敗退となったドイツは、ガードのマオド・ローがチームハイ11得点、アイザック・ボンガ(ワシントン・ウィザーズ)が9得点、7リバウンド、3アシストをマーク。今年のドイツ代表は、マキシ・クレバーやデニス・シュルーダー、ダニエル・タイスらNBA組がもっと参戦していれば、もう少し上を狙えたかもしれない。
ボックススコア:「FIBA」