USAがエキシビジョンゲームでアルゼンチンに圧勝
現地22日にラスベガスで行われたアメリカ代表vsアルゼンチン代表のエキシビジョンマッチは、第1ピリオドをダブルスコアで制したアメリカが、111-74でアルゼンチンを撃破。2016チーム結成後初の試合を快勝で飾り、開催を2週間後に控えたリオ五輪に向けて絶好のスタートを切った。
マヌ・ジノビリやルイス・スコラ、アンドレス・ノシオニら35歳以上の大ベテラン勢を先発起用したアルゼンチンに対し、USAはカイリー・アービング、クレイ・トンプソン、ケビン・デュラント、カーメロ・アンソニー、デマーカス・カズンズのラインアップでスタート。圧倒的な身体能力とサイズを使って、序盤から守備面でゲームの主導権を握る一方で、オフェンスリバウンドからセカンドチャンス得点を稼ぎ、第1Qを32-14の18点差で上回ると、その後もアルゼンチンに反撃のチャンスを一切与えず、大量リードを維持したまま余裕の勝利を収めた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
ARG | 14 | 19 | 24 | 17 | 74 |
USA | 32 | 24 | 24 | 31 | 111 |
▼ハイライト
チームUSAは、ケビン・デュラントがゲーム最多の23得点をマークした他、ポール・ジョージが18得点、カーメロ・アンソニーが17得点をそれぞれ獲得。インサイドを支配したデマーカス・カズンズは、16分の出場で14得点、15リバウンドのダブルダブルを記録した。チーム全体では、オフェンスリバウンドで22-5、スティール数で14-8、ペイントエリア得点で42-22と大きく差を付けている。
スターパワーに圧倒されたアルゼンチンは、ノシオニが15得点、ジノビリが11得点、スコラが10得点と、3選手が二桁得点を記録。特に、スイッチを多用するUSAのペリメーター・ディフェンスに苦しみ、なかなかレーンをペネトレイトすることができず、合計で22回のターンオーバーを出す結果となった。
この先アメリカは、現地24日にLAのステイプルズ・センターで中国、29日にシカゴのユナイテッドセンターでベネズエラ、8月1日にヒューストンのトヨタセンターでナイジェリアと対戦する。
ボックススコア:「USAB」