レイカーズが今季初勝利、ウォリアーズは今季初敗北
2014-15シーズン開幕から約2週間、ウェスタンカンファレンスからゼロのチームがいなくなった。
現地9日、けが人続出で絶不調中のロサンゼルス・レイカーズが、ホームで行われたシャーロット・ホーネッツ戦でついに勝利。今季6試合目にしてようやく初白星を挙げ、成績を1勝5敗とした。
この日も立ち上がりが悪く、ハーフタイムで9点差をつけられていたレイカーズだが、後半に入ってから攻守両面で主導権を握り始める。カルロス・ブーザー、ジェレミー・リンを軸に第3Q途中から16-2のランで一気に逆転に成功。第4Qでもベンチの奮闘によりリードをキープし続け、最終的に107対92の大差で圧勝した。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
CHA | 25 | 26 | 13 | 28 | 92 |
LAL | 18 | 24 | 34 | 31 | 107 |
ジェレミー・リンは12本中8本のフィールドゴールを成功させ、チームハイの21得点と7アシスト、6リバウンドでレイカーズを牽引。コービー・ブライアントはFG成功数20本中7本とシューティング不振が続いたが、21得点、6リバウンドを獲得して勝利に貢献した。
現時点でコービーの1試合平均シュート本数は、リーグダントツ1位の23.7本。平均得点は26.5点で2位につけているが、1位のステファン・カリーよりも1試合につき5本以上多くのシュートを打っている。
レイカーズの初勝利に、この日のステイプルズ・センターは大きく沸いた。
▼ジェレミー・リン、ゲームハイライト
ウォリアーズ
唯一の無敗チームだったゴールデンステイト・ウォリアーズは、9日のフェニックス・サンズ戦でついに今季初の敗北を喫した。
クレイ・トンプソンとデビッド・リーの主力2人が怪我で欠場する中、ステファン・カリーの大活躍により58対47の11点リードで試合を折り返したウォリアーズだったが、第3Qの終盤あたりからターンオーバーやファウルなどのケアレスミスを連発し、ペースが大失速。第4Qではオフェンスの動きが完全に止まり、反対に勢いに乗ったサンズから36-16の猛攻を浴びせられ、107対95で惨敗した。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
GS | 30 | 28 | 21 | 16 | 95 |
PHX | 28 | 19 | 24 | 36 | 107 |
▼ウォリアーズ対サンズ、ゲームハイライト
この日のウォリアーズは、今季ワーストとなる26ターンオーバーを記録。前半に58.8%だったFG成功率は、後半になると37.1%にまで落ち込んだ。
ステファン・カリーはゲームハイの28得点、10アシスト、そして10ターンオーバーというやや不名誉なトリプルダブルをマーク。前半だけで22得点を挙げる活躍をみせたが、後半はファウルトラブルに巻き込まれ、わずか6得点に終わった。
今季のカリーは1試合平均得点(27.7)とスティール数(3.5)の両方でリーグ1位を記録中。ここ数試合では、得点後に相手のインバウンドパスをスティールしてそのままシュートを決めるというファインプレーを何度か見せている。
▼ロケッツ戦
▼サンズ戦
参考:「stats.nba.com」