ドワイト・ハワード、新ホームデビュー戦で絶好調
今夏FAで、ヒューストン・ロケッツから生まれ故郷のチームであるアトランタ・ホークスへと移籍したドワイト・ハワード。ホームデビューとなった現地10日のクリーブランド・キャバリアーズ戦では、さっそくハイレベルなパフォーマンスを披露し、本拠地のファンたちに今季への期待を抱かせた。
先発センターとしてフロアに立ったハワードは、第1Q序盤にまさかのミドルレンジ・バンクショットを沈め、ホークスとしての初得点を獲得。その後も、アリウープダンクやブロックショットなど攻守でパワフルなプレーを見せ、最終的に24分の出場で26得点、8リバウンド、2ブロック、FG成功率73.3%を記録した。
この日のハワードとマッチアップしたのは、サイズで劣るジェイムス・ジョーンズやコリー・ジェファーソンだったため、ハワードがいつも以上にやりたい放題できたというのもあるが、それを考慮しても上出来のホームデビューだったといえる。試合は、ホークスが99-93で勝利した。なお敗れたキャブスは、レブロン・ジェイムスやカイリー・アービング、ケビン・ラブ、トリスタン・トンプソンら、主力が揃って欠場している。
2004年に18歳でNBAデビューしたハワードもすでに30歳。ESPNでのインタビューによれば、今年のオフシーズンは5日間の休暇を取っただけで、残りはワークアウトに励んでいたらしく、体の調子は良好だという。また、気持ちを一新する意味で、背番号を長年着用した12番から8番に変えた。
今季は、ロケッツ時代とは少し違ったハワードが見れるかもしれない。
ボックススコア:「NBA」