ケビン・ガーネットがドワイト・ハワードにヘッドバットで退場
コービー・ブライアント、ケビン・デュラントに続き、今度はケビン・ガーネットがドワイト・ハワードと一悶着。ハワードには1流プレーヤーを苛立たせる何かがあるのか?
現地12日に行われたヒューストン・ロケッツ対ブルックリン・ネッツ戦で、試合開始から間もなく、ハワードとガーネットがゴール下でちょっとした揉み合いになった。その際にガーネットはハワードにボールを投げつけ、続いて顔面に頭突き。それに対してハワードがガーネットの首あたりにパンチを放ったところで、2人はすばやく引き剥がされた。
この騒ぎにより、ガーネットは退場処分。ハワードにはテクニカルファウルが与えられた。
ガーネットとハワードには、以前にも激しくぶつかり合った過去がある。2010年イースタンカンファレンスファイナルのマジック対セルティックス第6戦でのことだ。
ガーネットはファウルコールに必死に抗議していたが、審判の目の前でこれは完全にアウト。この時のプレーについてハワードは次のように語った。
「ガーネットの腹を突っついたり、つねったりしていたんだ。すると彼は振り返って俺の手を叩く。だから俺は相手を苛立たせるために同じことを続けた。ガーネットは手を叩いてきたけど、何も感じなかったな。クレイジーなやり合いだったけど、楽しいトラッシュトークだったよ。あの時のことは忘れないだろう」
またハワードは12日のネッツ戦前、ガーネットについてこんなコメントを残している:
「俺が背番号12をつける理由の一つはガーネットにある(ウルブズ時代は背番号21)。高校からプロ入りして、彼のようになりたかったんだ。高校生の時に彼の試合を1度だけ観に行ったけど、すごかったよ。何も特別なことをやっていないように見えるときもあるんだけど、それでもガーネットは25得点/15リバウンドをサラッと獲得するんだ。ガーネットは昔からずっと情熱的な男で、毎日の練習でも手を抜かない。本当にバスケットボールを愛しているんだ。それは彼のエネルギーと努力を注ぐ様を見れば分かる。もう19年になるのかな?ガーネットは1年目からずっと変わらない激しさでプレーしている」
とりあえずハワードはガーネットを大いに尊敬しているようだ。
12日の試合は、ロケッツが113対99でネッツに圧勝。ハワードは8得点、5リバウンドとやや控えめだった。
参考記事:「ESPN」