NBAプレーオフ2015の組み合わせ決定: 第1ラウンドスケジュール
今年もようやく長いシーズンが終わり、4月18日(日本時間19日)から待望のNBAプレーオフが始まる。今季は最後の1日まで対戦カードが分からないという大混乱だったが、現地15日に行われた試合結果により、東西カンファレンスのマッチアップがすべて決定した。
以下は第1ラウンドのマッチアップとスケジュール。
※メモ:
- 以下の日程はすべて現地時間
- OffRtg=100ポゼッションあたりの得点
- DefRtg=100ポゼッションあたりの失点
- NetRtg=100ポゼッションあたりの得失点差(OffRtg-DefRtg)
East
ホークス(1)-ネッツ(8) | ||
日程 | ホームコート | |
第1戦 | 4/19 | アトランタ |
第2戦 | 4/22 | アトランタ |
第3戦 | 4/25 | ブルックリン |
第4戦 | 4/27 | ブルックリン |
第5戦※ | 4/29 | アトランタ |
第6戦※ | 5/1 | ブルックリン |
第7戦※ | 5/3 | アトランタ |
ホークス
- シーズン成績: 60勝22敗
- OffRtg:106.2(リーグ6位)
- DefRtg:100.7(リーグ7位)
- NetRtg:+5.5(リーグ4位)
ネッツ
- シーズン成績: 38勝44敗
- OffRtg:101.9(リーグ18位)
- DefRtg:105.0(リーグ24位)
- NetRtg:-3.1(リーグ22位)
シーズン直接対決
- ホークス4勝 – ネッツ0勝
- 合計得点(4試合):ホークス(456点) – ネッツ(387点)
シーズンシリーズはホークスが4-0でスイープ。第1ラウンドでも同じ結果になりそう。ネッツはホームで1勝くらいできるかもしれないが、ホークスはスローペースのチームが好物なので、シリーズ番狂わせは不可能に近いだろう。個人的には、昨季1位シード対8位シードのリターンマッチが見たかった。
ホークスの不安要素は、ポール・ミルサップの右肩とタボ・セフォローシャの離脱、マイク・スコットも腰を痛めている。ミルサップは5試合の欠場から最終戦の15日に復帰したが、本調子ではなかったっぽい。
キャブス(2)-セルティックス(7) | ||
日程 | ホームコート | |
第1戦 | 4/19 | クリーブランド |
第2戦 | 4/21 | クリーブランド |
第3戦 | 4/23 | ボストン |
第4戦 | 4/26 | ボストン |
第5戦※ | 4/28 | クリーブランド |
第6戦※ | 4/30 | ボストン |
第7戦※ | 5/2 | クリーブランド |
キャブス
- シーズン成績: 53勝29敗
- OffRtg:107.7(リーグ4位)
- DefRtg:104.1(リーグ20位)
- NetRtg:+3.8(リーグ6位)
セルティックス
- シーズン成績: 40勝42敗
- OffRtg:101.7(リーグ20位)
- DefRtg:102.1(リーグ13位)
- NetRtg:-0.4(リーグ18位)
シーズン直接対決
- キャブス2勝 – セルティックス2勝
- 合計得点(4試合):キャブス(400点) – セルティックス(416点)
キャバリアーズとセルティックスがプレーオフで対決。なんという懐かしい響き。
ブルズ(3) vs バックス(6) | ||
日程 | ホームコート | |
第1戦 | 4/18 | シカゴ |
第2戦 | 4/20 | シカゴ |
第3戦 | 4/23 | ミルウォーキー |
第4戦 | 4/25 | ミルウォーキー |
第5戦※ | 4/27 | シカゴ |
第6戦※ | 4/30 | ミルウォーキー |
第7戦※ | 5/2 | シカゴ |
ブルズ
- シーズン成績: 50勝32敗
- OffRtg:104.7(リーグ10位)
- DefRtg:101.5(リーグ11位)
- NetRtg:+3.2(リーグ10位タイ)
バックス
- シーズン成績: 41勝41敗
- OffRtg:100.5(リーグ25位)
- DefRtg:99.3(リーグ2位)
- NetRtg:+1.2(リーグ14位)
シーズン直接対決
- ブルズ3勝 – バックス1勝
- 合計得点(4試合):ブルズ(368点) – バックス(339点)
シカゴからミルウォーキーまでは車でわずか1時間半ほどの距離なので、両チームとも遠征疲れの影響はなさそう。ただバックスのホームゲームに大量のブルズファンがなだれ込みそうな気もする。
ラプターズ(4)-ウィザーズ(5) | ||
日程 | ホームコート | |
第1戦 | 4/18 | トロント |
第2戦 | 4/21 | トロント |
第3戦 | 4/24 | ワシントン |
第4戦 | 4/26 | ワシントン |
第5戦※ | 4/29 | トロント |
第6戦※ | 5/1 | ワシントン |
第7戦※ | 5/3 | トロント |
ラプターズ
- シーズン成績: 49勝33敗
- OffRtg:108.1(リーグ3位)
- DefRtg:104.8(リーグ23位)
- NetRtg:+3.3(リーグ9位)
ウィザーズ
- シーズン成績: 46勝36敗
- OffRtg:101.8(リーグ19位)
- DefRtg:100.0(リーグ5位)
- NetRtg:+1.8(リーグ12位)
シーズン直接対決
- ラプターズ3勝 – ウィザーズ0勝
- 合計得点(3試合):クリッパーズ(318点) – ウィザーズ(293点)
シーズン後半に大失速したチーム同士の対決。オールスター前はいずれも勝率6割超えのイーストトップチームだったが、オールスター後の28~29試合では両チームとも勝率4割半に転落してしまった。ディフェンスが苦手なラプターズとオフェンスが苦手なウィザーズ。どっちが勝つのか全く予想できない。
West
ウォリアーズ(1)-ペリカンズ(8) | ||
日程 | ホームコート | |
第1戦 | 4/18 | ゴールデンステイト |
第2戦 | 4/20 | ゴールデンステイト |
第3戦 | 4/23 | ニューオリンズ |
第4戦 | 4/25 | ニューオリンズ |
第5戦※ | 4/28 | ゴールデンステイト |
第6戦※ | 5/1 | ニューオリンズ |
第7戦※ | 5/3 | ゴールデンステイト |
ウォリアーズ
- シーズン成績: 67勝15敗
- OffRtg:109.7(リーグ2位)
- DefRtg:98.2(リーグ1位)
- NetRtg:+11.5(リーグ1位)
ペリカンズ
- シーズン成績: 45勝37敗
- OffRtg:105.4(リーグ9位)
- DefRtg:104.7(リーグ22位)
- NetRtg:+0.7(リーグ15位)
シーズン直接対決
- ウォリアーズ3勝 – ペリカンズ1勝
- 合計得点(4試合):ウォリアーズ(452点) – ペリカンズ(406点)
プレイオフデビューとなるアンソニー・デイビスが大暴れして、もしかするとペリカンズが1~2試合くらい勝つかも?ただ今季のウォリアーズは強すぎて、負けそうな要素が1つも見当たらない。
ロケッツ(2)-マブス(7) | ||
日程 | ホームコート | |
第1戦 | 4/18 | ヒューストン |
第2戦 | 4/21 | ヒューストン |
第3戦 | 4/24 | ダラス |
第4戦 | 4/26 | ダラス |
第5戦※ | 4/28 | ヒューストン |
第6戦※ | 4/30 | ダラス |
第7戦※ | 5/2 | ヒューストン |
ロケッツ
- シーズン成績: 56勝26敗
- OffRtg:104.2(リーグ12位)
- DefRtg:100.5(リーグ6位)
- NetRtg:+3.7(リーグ7位)
マブス
- シーズン成績: 50勝32敗
- OffRtg:107.2(リーグ5位)
- DefRtg:103.7(リーグ18)
- NetRtg:+3.5(リーグ8位)
シーズン直接対決
- ロケッツ3勝 – マブス1勝
- 合計得点(4試合):ロケッツ(402点) – マブス(398点)
チャンドラー・パーソンズの移籍をきっかけに、シーズン開幕前から火花を散らしていたテキサス2チームの対決が実現。最高に盛り上がるはず。経営陣によるトラッシュトークバトルも期待できるかもしれない。
クリッパーズ(3)-スパーズ(6) | ||
日程 | ホームコート | |
第1戦 | 4/19 | ロサンゼルス |
第2戦 | 4/22 | ロサンゼルス |
第3戦 | 4/24 | サンアントニオ |
第4戦 | 4/26 | サンアントニオ |
第5戦※ | 4/28 | ロサンゼルス |
第6戦※ | 4/30 | サンアントニオ |
第7戦※ | 5/2 | ロサンゼルス |
クリッパーズ
- シーズン成績: 56勝26敗
- OffRtg:109.8(リーグ1位)
- DefRtg:103.0(リーグ15位)
- NetRtg:+6.8(リーグ2位)
スパーズ
- シーズン成績: 55勝27敗
- OffRtg:106.2(リーグ7位)
- DefRtg:99.6(リーグ3位)
- NetRtg:+6.6(リーグ3位)
シーズン直接対決
- クリッパーズ2勝 – スパーズ2勝
- 合計得点(4試合):クリッパーズ(427点) – スパーズ(414点)
オールスター後の成績でリーグ2位のクリッパーズ(21勝7敗)と3位のスパーズ(21勝8敗)が第1ラウンドで対戦。
マイ・スパーズ…。ほんの4週間前はウェスト7位で、そこから一気に2位まで駆け上がったと思いきや、最後の1日で6位に転落って…。個人的には、第1ラウンドでのこのマッチアップだけは避けてもらいたかった。スパーズファンなのでもちろんスパーズに勝ってほしいが、その一方でクリッパーズが1回戦で敗退し、クリス・ポールやブレイク・グリフィンらがまた批判されまくるのはあまり見たくない。
それから毎試合でのハック・ア・ジョーダンも勘弁だ。
ブレイザーズ(4)-グリズリーズ(5) | ||
日程 | ホームコート | |
第1戦 | 4/19 | メンフィス |
第2戦 | 4/22 | メンフィス |
第3戦 | 4/25 | ポートランド |
第4戦 | 4/27 | ポートランド |
第5戦※ | 4/29 | メンフィス |
第6戦※ | 5/1 | メンフィス |
第7戦※ | 5/3 | メンフィス |
ブレイザーズ
- シーズン成績: 51勝31敗
- OffRtg:105.5(リーグ8位)
- DefRtg:101.4(リーグ10位)
- NetRtg:+4.1(リーグ5位)
グリズリーズ
- シーズン成績: 55勝27敗
- OffRtg:103.1(リーグ13位)
- DefRtg:99.9(リーグ4位)
- NetRtg:+3.2(リーグ10位タイ)
シーズン直接対決
- ブレイザーズ0勝 – グリズリーズ4勝
- 合計得点(4試合):ブレイザーズ(375点) – グリズリーズ(409点)
シーズンシリーズはグリズリーズがブレイザーズを完封。順位ではノースウェスト地区王者のブレイザーズが上だが、ホームコートアドバンテージは成績で勝ったグリズリーズにある。
ブレイザーズはすごくいいチームだったのに、サンダーと同様、主力陣の怪我が相次ぎ本当に残念。一方のグリズリーズも、どこか疲れがたまっているような印象を受ける。
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ソース:「NBA」