ボストン・セルティックス、KDのネッツを無傷で下し2022イースト準決勝進出
2022年NBAプレイオフ第1ラウンドで最も注目されたセルティックvsネッツのシリーズが、まさかのスウィープに終わった。
NBAでは現地4月25日、イースト2位シードのボストン・セルティックスが7位シードのブルックリン・ネッツとの第4戦に116-112で勝利。セルティックスがネッツから4連勝をあげて、カンファレンス・セミファイナルへの進出を決めた。
第4Q残り1分28秒で1点差の大熱戦となったセルティックスとネッツのシリーズ第4戦。セルティックスはエースのジェイソン・テイタムが第4残り3分を切ったところでファウルアウトするトラブルに見舞われてしまったが、ジェイレン・ブラウンのレイアップとアル・ホーフォードのプットバックでネッツの反撃を退け、最後までリードを守り抜く。
▼終盤の攻防
シリーズを無傷で勝ち上がったセルティックスは、テイタムがチーム最多の29得点をマークした他、ジェイレン・ブラウンが22得点、今季DPOYのマーカス・スマートが20得点/11アシストで活躍。第1ラウンドでシーズン終了となったネッツは、ケビン・デュラントがゲームハイ39得点を記録している。
世代交代?
今年のセルティック対ネッツのシリーズ4試合では、デュラントがFG38.6%から26.3得点、カイリー・アービングがFG44.4%から21.3得点を平均。ネッツのスーパースターデュオが本来の実力を発揮できないまま終わる中、セルティックのテイタムは29.5得点、7.3アシスト、スリー成功率41.9%を記録。完全にデュラント&アービングの2人をアウトプレイし、世代交代を予感させる活躍ぶりを見せた。
なお予想外のスウィープで終わった同シリーズだが、どの試合も1桁点差の接戦となり、4試合トータルの得失点差はわずか18点。もし第1戦でのテイタムのブザービーターさえなければ、シリーズの流れは大きく変わっていたかもしれない。
ボックススコア:「NBA」