セルティックス、2017ドラフト1位指名権を獲得
現地16日、NBAでは2017年ドラフトロッタリー指名権の抽選会が開催され、ブルックリン・ネッツとのスワップ権利を保持していたボストン・セルティックスが全体1位指名権を手に入れた。
カンファレンス首位になったチームが同じ年のドラフト1位指名権を獲得するのは、1982年のロサンゼルス・レイカーズ以来35年ぶり(その年のレイカーズは後に殿堂入りを果たすジェームズ・ウォージーを指名)。カンファレンス決勝進出を決めた翌日に、将来のフランチャイズスター候補を手に入れる権利を獲得と、セルティックスにとっては最高の1週間となった。
▼歓喜するスカラブリニとボストン民
https://twitter.com/KwaniALunis/status/864646832781242368
全体2位指名権は3年連続でレイカーズが獲得。3位はフィラデルフィア・76ersが手に入れ、レギュラーシーズンでリーグワースト2位の成績だったフェニックス・サンズは、4位に転落することとなった。
今夏ドラフトのトップ2位指名選手は、同じフレッシュマンのポイントガードとして比べられてきたワシントン大のマーケル・フルツとUCLAのロンゾ・ボールになると予想されており、将来的にこの2人がセルティックスとレイカーズのライバル関係を再燃させることになるかもしれない。
▼ロッタリー指名の順位
今回セルティックスが獲得したドラフト指名権は、長年フランチャイズの顔を務めたポール・ピアースをネッツにトレード放出して手に入れたもの(2013年)で、ピアースが引退した年にそれが1位指名権に変わったというのはどこか感慨深い。ロッタリー抽選結果の発表後、ピアースはTwitterに「引退していく僕がセルティックスのために残すもの。1位指名権だ」と喜びを綴っていた。
https://twitter.com/paulpierce34/status/864646029961863169
なおネッツの悪夢はまだ終わりではなく、2018年のドラフト1巡目指名権もセルティックスに握られている。
NBAドラフト2017は現地6月22日に開催される。
参考記事:「ESPN」