ハーデンが今季2度目のトリプルダブル、通算TD数でラリー・バード超える
ブルックリン・ネッツのジェイムス・ハーデンが現地5日、リトル・シーザーズ・アリーナで行われたデトロイト・ピストンズとの試合で13得点、10リバウンド、10アシストをマーク。今シーズン2度目となるトリプルダブルを記録した。
これでハーデンはキャリア通算トリプルダブル数で60回に到達。セルティックスレジェンドのラリー・バードの記録を追い抜き、歴代7位に浮上した。
▼通算トリプルダブルランキング(11月5日時点)
- ラッセル・ウェストブルック:185回
- オスカー・ロバートソン:181回
- マジック・ジョンソン:138回
- ジェイソン・キッド:107回
- レブロン・ジェームズ:99回
- ウィルト・チェンバレン:78回
- ジェイムス・ハーデン:60回
- ラリー・バード:59回
- ニコラ・ヨキッチ:57回
- ファット・リーバー43回
オールラウンドな活躍を見せたこの日のハーデンだが、フィールドゴール成功が10本中3本と引き続きスコアリングに苦戦。得点はすべてスリーもしくはフリースローによるものだった。NBAによると、2点ショット0本でトリプルダブルを達成したのは、ジェイソン・キッド、デロン・ライト、スティーブ・ブレイク、カーク・ハインリックに次いでハーデンが史上5人目だという。
同日の試合ではハーデンの他、ケビン・デュラントが29得点/10リバウンド、ラマーカス・オルドリッジが16得点で活躍。ネッツは96-90でピストンズを破り、今季成績をイースト4位タイの6勝3敗とした。
今季のハーデンは9試合で17.7得点、9.0アシスト、7.4リバウンドを平均。プレイメイクは相変わらず超1流だが、ドローファウルに関するルール変更の影響もあるのか、フリースロー本数が激減しており、それに伴い平均得点も大きく減少。
2018年から3年連続で得点王に輝いたハーデンだが、今季9試合ではまだ1度も30得点を超えていない。
▼これも今季からはオフェンシブファウル
敗れたピストンズ(1勝8敗)は、ルーキーのケイド・カニングハムがチーム最多の17得点をマーク。カニングハムは2試合連続で二桁得点を獲得した。
ボックススコア:「NBA」