ジャズが敵地でサンダーを撃破しシリーズイーブンに
ユタ・ジャズが現地18日、チェサピーク・エナジー・アリーナで行われたオクラホマシティ・サンダーとのプレイオフシリーズ第2戦に102-95で勝利。シリーズを1勝1敗とし、第1ラウンドのホームコートアドバンテージを奪った。
この日のジャズは、第1戦で足を負傷し、直前まで出場を危ぶまれていたドノバン・ミッチェルがゲーム最多の28得点でチームを牽引。第3Q残り1分の時点で10点ビハインドに陥るも、そこからミッチェルは試合ラスト13分間でチーム35点中20点をあげ、たった1人でサンダーをアウトスコア(20-18)し、第4Q残り1分30秒にはポール・ジョージ相手にスピンムーブからフローターをねじ込んで勝利を決めた。
ラッセル・ウェストブルックやポール・ジョージらリーグトップクラスの選手が出場する試合で、足を痛めている21歳のルーキーがベストプレイヤーだったというのはやはり衝撃的だ。ミッチェルは第1戦と第2戦の合計で55得点を獲得しており、ESPNによると、これは新人ガード選手のポストシーズンデビュー2試合として歴代最多だという(2位がマイケル・ジョーダンの53得点)。
ジャズはミッチェルの他、リッキー・ルビオが8本中5本のスリーを沈めて22得点、7リバウンド、9アシストをマーク。デリック・フェイバーズが20得点、16リバウンド、ルディ・ゴベアが13得点、15リバウンドとスターターが大活躍した。
敗れたサンダーは、ウェストブルック、ジョージ、カーメロがいずれもシューティングで精彩を欠き、3人の合計でフィールドゴール成功は58本中19本。第4Qはチーム合計で11本中10本のスリーに失敗し、勝負所で奮闘していたスティーブン・アダムスは残り2分代で6ファウルの退場となってしまった。
シリーズ第3戦は、現地21日にソルトレイクシティで行われる。
ボックススコア:「NBA」