ラプターズがロケッツの連勝をストップ
現地14日にトヨタセンターで行われたトロント・ラプターズ対ヒューストン・ロケッツの試合は、ラプターズがバランスの取れたオフェンスパフォーマンスを見せ、129-113で快勝。クリス・ポール離脱後も好調を維持していたロケッツの連勝を6で終わらせた。
序盤から良いリズムでショットを打てていたこの日のラプターズは、前半に今季リーグ最多となる76得点をスコアして主導権を握ると、第3Q中盤にはリードを最大で21点に拡大。そこからロケッツの猛反撃を食らい、第4Q残り7分台で2ゴール差まで巻き返されたが、8-0のランで応戦してすぐにリードを二桁に戻して勝利を決めた。
▼ルーキーのOG・アヌノビーが大活躍
シーズン成績をイースト3位タイの8勝5敗としたラプターズは、デマー・デローザンがチームハイの27得点、カイル・ラウリーが19得点/10アシストのダブルダブル、CJ・マイルズが19得点をマークした他、合計で6選手が二桁得点に到達。チーム全体でFG成功率51.9%、スリー成功率46.7%(30本中14本)、28アシストを記録と、オフェンスの流れがとても良く、ノーマン・パウエルの代わりにキャリア初の先発出場を果たしたルーキーのOG・アヌノビーは、ディフェンスでジェイムス・ハーデンをガードしながら、FG8本中6本成功の16得点で勝利に大貢献した。アヌノビーは20歳の新人としてはバスケットボールIQが高く、フロアを読むセンスに優れており、ドラフト23位指名でこれほどのタレントを獲得できたラプターズは本当にラッキーだ。
敗れたロケッツ(11勝4敗)は、ハーデンが38得点、11アシスト、トレバー・アリーザが20得点をマークしている。
この日の試合はフリースローが非常に多く、両チームの合計で試投数が83本。そのうちの35本がハーデン(19本)とデローザン(16本)の2人によるものだった。
▼ルーティンになりつつあるデローザンのエア・ハイファイブ
ボックススコア:「NBA」