ジョーダン・プールが2試合連続でチーム最多得点、ウォリアーズ7勝1敗でウェスト首位に浮上
現地5日、ゴールデンステイト・ウォリアーズが本拠地チェイス・センターで行われたニューオリンズ・ペリカンズ戦に126-85で圧勝。3連勝で今季成績を7勝1敗とし、リーグ首位のユタ・ジャズに並んだ。
ハーフタイムの時点で4点差の接戦だった同日の試合は、ウォリアーズが第3Qを34-16のダブルスコアで上回り完全に主導権を掌握。後半はまるで王朝期のような見事なパス回しとオフボールムーブを披露し、チーム合計で球団シーズン最多となる36アシストを記録した。
▼第3Q無敵だったダイナスティ・ウォリアーズが蘇りつつある?
サポーティングキャストが再び躍動
この日のウォリアーズは、エースのステフィン・カリーがFG15本中5本成功の19得点とやや精彩を欠く中、ジョーダン・プールやゲイリー・ペイトン二世、アンドレ・イグダーラらロールプレイヤーたちが再びステップアップした。
プールは28分の出場で15本中10本のFG成功からチームハイの26得点をマーク。31得点を獲得した2日前のホーネッツ戦に続いて、2試合連続でチームのリードスコアラーとなった。また守備のスペシャリストであるペイトン二世は、わずか18分の出場で17得点/3アシストとオフェンス面でも大貢献している。
プールとペイトン二世の他には、アンドレ・イグダーラが10アシスト、2スティール。スコアリングではわずか2得点に終わったものの、+/-では17分の出場で+26を記録した。イグダーラが1試合で二桁アシストをマークしたのは2017年12月以来約4年ぶりだ。
▼イギーはコネクターとして大活躍
今シーズン10分の1を消化した時点で、ウォリアーズはオフェンスでリーグ9位、ディフェンスでリーグ1位のアドバンスドスタッツ(100ポゼッションあたりの得点/失点)を記録している。
開幕7勝1敗は、ケビン・デュラントのラストイヤーだった2018-19シーズン以降でベストスタート。シーズン唯一の黒星は、オーバータイムの末に3点差で惜敗した10月28日のグリズリーズ戦だ。ここにクレイ・トンプソンが復帰し、シーズン終盤までに怪我前の90%あたりのパフォーマンスを取り戻せるなら、ウォリアーズは優勝候補の一角になれるだろう。
ボックススコア:「NBA」