【ハイライト】ボブ・クージー: セルティックス伝説の「Mr.バスケットボール」
ボブ・クージーは、1950年~1963年にボストン・セルティックスで活躍した50年代NBAのアシスト王。ビル・ラッセルと共にセルティックスを6度のリーグ制覇に導いた歴代屈指のポイントガードで、パスやボールハンドリング、ファーストブレイクのあり方に革新をもたらした伝説のプレーヤーとして知られる。
クージーのトレードマークは、独特で変則的なドリブルと、オープンコートで繰り出される予測不可能な“元祖ノールックパス”だ。
クージーはクイックネスと抜群のコートビジョンでセルティックスのオフェンスをリードし、1953年から60年にかけての8年連続でリーグアシスト王に輝いた。キャリアのベストシーズンは自身初のNBAチャンピョンシップを手に入れた1957年。その年は平均20.6得点、7.5アシストを記録してMVP、オールスターMVP、オールNBAファーストチームに選出されている。
※ボブ・クージーのキャリア功績:
・NBA制覇6回(1957, 1959-1963)
・MVP(1957)
・NBAオールスター13回(1951–1963)
・オールスターゲームMVP2回(1954, 1957)
・オールNBAファーストチーム10回(1952–1961)
・オールNBAセカンドチーム2回(1962, 1963)
・アシスト王8回(1953-1960)
・NBA25周年オールタイムチーム
・NBA35周年オールタイムチーム
・NBA50周年オールタイムチーム
・セルティックス永久欠番(No. 14)
・NCAA制覇(1947)
・バスケットボール殿堂入り(1971)
▼キャリア通算スタッツ
得点 | アシスト | リバウンド |
16,960 (18.4ppg) |
6,955(歴代15位) (7.5apg) |
4,786 (5.2rpg) |
クージーのハイペースでエキサイティングなプレースタイルは、ピート・マラビッチやマジック・ジョンソンなど後世のポイントガードたちに計り知れないほど大きな影響を与えた。
Video:「YouTube」