ケビン・ラブが東京五輪のチームUSAロスター参加へ
キャリア再起のきっかけになるか?
ESPNのAdrian Wojnarowski記者によると、クリーブランド・キャバリアーズのケビン・ラブが、今年7月末から開催される東京オリンピックへの参戦を表明した模様。また同日には、ミルウォーキー・バックスのクリス・ミドルトンとドリュー・ホリデーもアメリカ代表に参加すると報じられた。
ラブは、2010年のFIBAトルコ大会と2012年ロンドン五輪に出場し、金メダルを獲得。もし今年のチームUSA参加が決まれば2度目のオリンピックとなる。
レブロン・ジェームズが退団した2018年オフに、キャブスとマックスサラリーでの延長契約を結んだラブ。ただそれ以降の3シーズンでは欠場試合の方が多く、話題になるのもゲーム中に癇癪を起こすなどネガティブな内容ばかり。マックスプレイヤーとしてチームに貢献できていたとは言い難い。
▼今季にはこんな場面もあった
なおThe Athleticによると、東京五輪でチームUSAの指揮を執るグレッグ・ポポビッチHCも、ラブのロスター加入を以前から歓迎していたとのこと。ラブにとっては、再びスター選手に囲まれながら勝利を味わうことで、来季への良い刺激になるかもしれない。
これでオリンピックに向けたアメリカ代表チームでは、11選手が参戦を表明。
- ケビン・デュラント(ネッツ)
- ジェイムス・ハーデン(ネッツ)
- バム・アデバヨ(ヒート)
- デイミアン・リラード(ブレイザーズ)
- ジェイソン・テイタム(セルティックス)
- ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ)
- デビン・ブッカー(サンズ)
- ブラッドリー・ビール(ウィザーズ)
- ケビン・ラブ(キャブス)
- クリス・ミドルトン(バックス)
- ドリュー・ホリデー(バックス)
上記の11人がこのまま参加するとすれば、残りロスター枠はあと1つ。最後の1人が誰になろうとも、現時点で優勝間違いなしの豪華な面子だ。
一方で、レブロン・ジェームズやステフィン・カリー、アンソニー・デイビス、ジミー・バトラー、カイリー・アービングはすでにオリンピック不参加を表明。同日には、クリス・ポールとカイル・ラウリーの大ベテランPG2人が代表チーム招集を辞退したと報じられている。
参考記事:「ESPN」