レブロンは通算得点歴代1位まであと3020点、次の2シーズンで18.5得点平均すれば偉業達成
NBAキャリア18年目を終えたところで、レギュラーシーズン通算3万5367得点に到達しているロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ。
2020年1月25日にはコービー・ブライアントの記録を追い抜いて、NBA歴代3位に浮上。現在は2位のカール・マローンまであと1561点に迫っている。
▼2021年9月時点での歴代得点ランキングTop10
プレイヤー | 通算得点 | |
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1 | カリーム・アブドゥル・ジャバー | 38,387 |
2 | カール・マローン | 36,928 |
3 | レブロン・ジェイムス | 35,367 |
4 | コービー・ブライアント | 33,643 |
5 | マイケル・ジョーダン | 32,292 |
6 | ダーク・ノビツキー | 31,560 |
7 | ウィルト・チェンバレン | 31,419 |
8 | シャキール・オニール | 28,596 |
9 | モーゼス・マローン | 27,409 |
10 | カーメロ・アンソニー | 27,370 |
歴代1位のカリーム・アブドゥル・ジャバーを追い抜くには、あと3020点が必要。今後2シーズンの164試合をフル出場し、18.5得点を平均すれば新記録樹立となる計算だ。
ただレブロンの年齢やマイレージを考えると、ここからレギュラーシーズンをフル出場する可能性は極めて低い。そもそもレブロンが82試合すべてをプレイしたのは、キャリア18年の中で2017-18シーズンの1度きり。特にレイカーズ移籍後のここ3シーズンは、怪我やコロナ禍によるスケジュール短縮の影響で合計167試合の出場にとどまっている(シーズンあたり55~56試合)。
10月に開幕する2021-22シーズンは、3年ぶり82試合のフルスケジュールに戻る予定。大きな怪我でもない限り、レブロンは今季中にマローンを抜いて歴代2位に浮上できるはずだ。
レブロンは得点の他にも、アシストで歴代8位(9696本)、リバウンドで42位(9751本)。引退までにキャリア通算で40k得点/10kアシスト/10kリバウンドという前人未到の領域に届く可能性もある。
今の現役NBA選手の中で、得点/アシスト/リバウンドの3項目でレブロンのペースに食い下がっているのは、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチのみだ。
▼キャリア3シーズン(19歳~21歳)を終えた時点でのレブロンとドンチッチのスタッツ比較
- レブロン(238試合):6307得点、1562アシスト、1576リバウンド
- ドンチッチ(199試合):5115得点、1534アシスト、1663リバウンド
なおプレイオフでのレブロンは、レギュラーシーズン以上に圧巻の数字を残しており、通算得点、スティール数、出場試合数、FG成功数、フリースロー成功数、勝利数ですでに歴代首位。アシスト数とスリー成功数で2位となっている。
参考:Reddit