ホリデーの決勝ジャンパーでペリカンズがシーズン無敗を維持
ニューオリンズ・ペリカンズが現地26日、スムージー・キング・センターで行なわれたブルックリン・ネッツ戦に117-115で辛勝。開幕からの連勝記録を4に伸ばした。ペリカンズは今季ウェスタンカンファレンスで唯一の無敗チームだ。
この日のペリカンズは、第4Q残り2分を切ったところで7点ビハインドの大ピンチに陥っていたが、そこからネッツを無得点に抑えつつ、ジャンプショットやフリースローで6-0のランを展開。残り時間21秒で1点差にまで巻き返す。
それでもショットクロックがオフになった時点でネッツボールと、ペリカンズにとってはかなり厳しい状況だったが、すぐにファウルせずに粘った結果、ネッツはディアンジェロ・ラッセルがノールックパスからターンオーバーを出して勝手に自爆。逆転のチャンスを手にしたペリカンズは、ドリュー・ホリデーが残り2秒に逆転のジャンプショットを沈めた。
ボールキープさえすればよかった場面でターンオーバーという痛恨のミスを犯してしまったネッツは、ホリデーのショットでリードを奪われた後も、エド・デイビスがタイムアウト中に円陣に乗り込んできたソロモン・ヒルに手を出してテクニカルファウルをコールされ、ペリカンズに追加の1点を与えてしまう。
さらに最後のポゼッションではインバウンドパスをスティールされ、意味不明な形で勝てる試合を落としてしまった。ここまでくると、“ステルス・タンキング”を疑いたくなるレベルだ。
▼残り2秒でのクラッチ・テクニカルファウル。手を出してしまったデイビスも悪いが、相手に嫌がらせをして大袈裟にフロップしたヒルも罰せられるべきか?
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シーズン無敗の意地に成功したペリカンズは、ホリデーがチームハイの26得点を獲得。アンソニー・デイビスはFG19本中6本成功と、シューティングで精彩を欠いていたが、18得点/14リバウンド/3アシスト/5ブロック/4スティールと、あと一歩で5×5のオールラウンドな活躍を見せた。
▼第3Qには強烈なダンク
今季リーグでは、ペリカンズの他に、トロント・ラプターズ(6勝0敗)、ミルウォーキー・バックス(5勝0敗)、デトロイト・ピストンズ(4勝0敗)の3チームが開幕から全勝を収めている。
ボックススコア:「NBA」