チームUSA、シューティングに苦戦もベネズエラに35点差で快勝
現地29日にシカゴのユナイテッドセンターで行われたアメリカ代表対ベネズエラ代表の試合は、高い守備力を見せつけたアメリカが80-45で圧勝。リオ五輪開催前のエキシビジョンマッチを4勝0敗とした。
アルゼンチン、中国との直近3試合では、いずれも100点を超えるハイスコアゲームを披露したチームUSAだが、この日のベネズエラ戦ではケビン・デュラントとカーメロ・アンソニーのシューティングが珍しく絶不調。特にアウトサイドショットがまったく決まらず、チーム全体でスリー成功率16%(25本中4本)という散々な数字を記録するも、サイズと身体能力を活かした好ディフェンスでベネズエラのFG成功率を23.9%に抑えつつ、さらにリバウンド数54-29でインサイドを支配し、難なく35点差の快勝を収めた。
▼ハイライト
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
VEN | 12 | 6 | 13 | 14 | 45 |
USA | 20 | 16 | 20 | 24 | 80 |
「率直に言うと、今日の試合には満足している。スリーを17本決めてハードにプレーしない、という内容は望ましくないからね。今夜は一生懸命プレーしなければならなかった」
– マイク・シャシェフスキー代表HC
アメリカは、カイリー・アービングとクレイ・トンプソンがそれぞれ13得点をマーク。他には、デマーカス・カズンズが7得点、12リバウンドをあげている。ベネズエラは、コービー・ブライアントの従弟で35歳ガードのジョン・コックスがゲームハイの14得点をマークした。
▼デローザンのウィンドミル
この日は、ブルズに移籍したばかりのドウェイン・ウェイドや元ブルズのスコッティ・ピッペン、昨年にNBAを引退したショーン・マリオンらが試合観戦に訪れていた。
アメリカは、現地8月1日のエキシビジョン最終戦でナイジェリアと対決する。
ボックススコア:「NBA」